最近、落ち着いたのだか落ち着いてないのだか分からない日が続く。読書をしていても頭に入らないし、勉強もすぐ気が散る。
山ほどやることがある訳でもないけど全くない訳でもない。やるべきことが自分でコントロールできないことだからなのか、何だかすっきりしない。
そんな日が続くので、最近はカメラを持って出る回数が増えた。こんな感じで過ごしているとボーッとしすぎて周りの変化についていかなくなると思った。
だから、スマホよりもはるかに重いカメラをぶら下げて外に出る。不思議なことに何てない場所で何かないかと探しだす。この時期の真っ赤な葉に見とれ、表参道の人の行き来にクラクラする。
そんな日々。だけど、変化がない訳じゃない。花粉症の季節が終わりを迎えて、ようやくたるんだ身体を鍛えられるようになった。
久しぶりにランニングをすると、体力の著しい減少を認めざるを得ない。こんなにも酷い身体でも人間は生きていけるのだと驚く。そして、それと同時に走る前後で体幹の筋トレも再開した。まるで筋肉がない。だけど回数よりも正しいフォームで少なくやることをモットーにしているため苦ではない。しかし、筋力・体力の減少を認めるとこの先何年僕は生きられるのだろうかとぞうっとする。
そんなことを思いつつも、朝の30分は非常に爽快だ。無心に走る。実際は考え事でいっぱいだ。
そういえばこないだ、facebookで面白い投稿をしている方がいた。
「感じることと考えることのバランスをとるのが、男性に比べ女性は苦手」
という内容だった。考えることと感じることはどう異なるのか。興味深いテーマだった。
僕なりに回答を考えてみた。両者の違いこうだと思う。
感じることは対象とする人物・事柄などの物理的あるいは心情的変化に自身を重ね合わせること。その一方で、考えることはそれらの変化に対して客観的な立場で観察すること。
ここでは一応注をつけないといけない。それは、対象とする何かがあるという前提で、僕なりの定義をしているということ。それ以外の場合は難しい。だけど、かなりのことがこれで当てはまると思っている。
読書に集中できないながらも、Thinking Fast and Slow という意思決定の本を読んでいる。正確にいうと意思決定ではなく心理学っぽい話だ。こんなことを考えたタイミングで読むので、これがまた面白い。