外国人ははっきりしていると。
だけれども、外国人は本当に白黒つけているのか?
今日の授業中に面白い例文がいくつかだされました。その講義では第2言語習得、また発話行為などでどのような理論があるのかをみていくもの。
断りのストラテジーというトピックがあったのでいくつか列挙していきます。
- 希望:I wish I could help you.
- 将来の承諾の約束:I'll do it next time
- 相手を思いとどまらせる試み:That's a terrible idea.
- 断りとして機能する承諾:Well, maybe...
- 未来や過去の承諾のための条件設定:If you had asked me earlier, I would have.....
どうでしょうか、これは実際に断る際に英語で使われている表現です。けっこうあいまいな表現がありませんか?普通に日本語に訳して使えそうな感じがします。
海外の方と接している実感としては、4.くらいあいまいなものは聞いたことがありません。
だけれども、海外の人もけっこう建前で話すことも多いのも事実です。
僕は、アメリカに住む中国人や韓国人の友人がいます。一緒になったときはお酒を飲むこともあります。だけど、領土問題について語り合うことがあるかと言えばない。
他の例だと、一般に Chairman ということをせずに Chairperson といったりとかなり気を使って言葉を選んでいます。建前で話すことだってとっても多いのです。
腫れ物に触らないようにすることは、海外でもみられるかなぁと。はっきりと主張しないハイ色でいるのは日本人だけではないはず。
じゃあ、何が違うのだろう?
日本人が、機会費用の高い意思決定やコミュニケーションをする要素は何か?
少しずつ考えていきたい。
------
3h
0 件のコメント:
コメントを投稿