今学期は、大木聖子先生の授業を取っていてその中でグーグルマップの使い方が興味深かったです。
グーグルマップに地形モードがあるのはご存知でした?
これは、高度を3Dで表示するものでありまして、自然地理的なものにフォーカスして高度を示します。
これは、普通のモード(カーソルは四川地震の震源地)
これが上図を地形モードにしたもの
これを見ると震源地の近く、西側にシワができているのがわかると思います。
これは、インド側から少しずつ力が加わり地形が変化しているためです。
授業ではGPS画像をみせてもらったのですが、インドから矢印が北や西へのびているのがわかりました。
このような地域は震源地になりやすいようです。
今日は続いて地震についての基礎知識を書いておきます。忘れないように。
群発地震というある地域で断続的に地震が起きるものがあるのですが、最近は箱根でよく地震が起きていて心配されるかたが多いですね。
群発地震は大地震の予兆なのではということも言われますが、群発地震が起きたからといって大地震が起こることはめったにないそうです。東日本大震災のときにもそのような議論がされておりましたが、実際は「予兆であるとはいえない」ということみたいです。
ただ、起きないとも言い切れず、その地域の人は注意をする必要がないわけではないみたい。
リンクのwikiの群発地震の説明には
「ただし、群発地震が大きな規模の地震の予兆現象になることはある。」
とありますが、これはなることもあるけど、大地震が起こることはメッタにないということが地震学的には正確なよう。
あと、今日の授業で興味深い点がもうひとつ。
それは、地震被害が大きい国は、かつてイギリスやフランスの植民地だった可能性があるということ。
占領している国の建築規準で建物を立て、それが残ったままであると地震に堪えられず倒壊ということなることもあるそうです。
今期とったこの授業は本当に学ぶことが多いです。
勉強時間:3時間
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