気持ちが落ち着いてきたので、内容更新。更新前より長いです。
昨日、日帰りで福島の南相馬にいってきた。ボクがいったところは、一昨日時点でも新宿とさほど変わらない放射線量といった場所だ。
まず、なぜ僕が福島へ行こうと思ったのかを記したい。
僕は、ずっと福島は「こわい」と思っていた。放射線はみえない、においも音もしない。
行く場所ではない。そう思ってました。実際に、ボクが行くことを伝えた友人からは、心配されました。
おそらく多くの人も同じような考えではないでしょうか。だけど、ずっと引っかかってた。東京では自民党が与党に舞い戻り、安倍政権で日本が復活するかもしれないという期待感が高まっているように報道されている。
だけど、福島は?いつの間にか、放射線量のことや福島の現地の人の声は届けられなくなった。
これでいいの?
ここで、あるプロジェクトへの誘いを受けた。
わかりやすい国会事故調プロジェクト
プロジェクト内容は、ここではリンクをみて、に留めます。
これがきっかけだった。実際に国会事故調で調査に携わっていた方と話すうちに、いこうと決めた。たしかに怖かった。けど、放射線に関する情報はたくさんあるし、実際に調査で行かれている方は、ノウハウをもっている。
行こうと決めて、プロジェクトメンバーに現地の人を紹介してほしいとお願いし、改めて、放射線に対する知識を調べ、現地にいったことのある方へ注意点を聞いた。知っていた知識は一部にすぎなかった。
ボクが行った場所は、新宿とさほど変わらない放射線量。滞在も数時間。
現地の方にお話を聞いてきました。突然のお願いだったにも関わらず、あたたかく迎え入れてくれました。その2時間はずっと心が痛かった。
一番印象的だったのは、
「がんばろう」というような言葉をかけてほしいという時期ではもうない。同じ目線で接してもらいたいと思っています。
という言葉。実際にはとっても難しい。
目的地までいくのに飯館村を通った。
町が動いていないってこういうことなんだと、言葉がでなかった。
畑は放置され、草がぼうぼうになっている。すさんでいた。だけど、夏にはもっとひどいことになっているらしい。まだ、通過できる地域ですらこういう状態。入ることができない地域は?これが何十年続くの?
まだ2年。
フクシマってこういうことなんだ
南相馬につくと、明らかに町が動いていた。だけど、除染作業が行われていた。その作業をしているのは誰か。おばさん、おじさんという方だけでなく、おばあさんという年齢の方も。
その後は、福島駅で同世代の方にお話を聞いた。震災直後からボランティアをされていたそう。そのときの、避難所での様子、倫理観に反するようなことが起きていたこと。それは、当時の海外メディアが報じたこと、そして僕らが誇りに思えていたこととは違った。とてもここにはかけない。
自分で行くために情報を集め、現地の様子を目でみて、話を聞いて。この作業がどれだけ貴重な経験だったか。
この福島訪問は、とても考えさせられました。ご協力いただいた方に感謝。今いけてよかった。
I went to MInami-Souma in Fukushima with a friend and heard many things from a person who lives there. The amount of radiation at the place that we went to was a little bit different from that of Shinjuku in Tokyo yesterday and two days ago.
The most impression from his mentions was "a term, which Ganbarou (You can do it) does encourage us, has already passed. We hope you all treat us as an equal."
We passed Iidate-mura on our way to the destination. I wasn't able to say anything because the village doesn't work. It's like ghost town. I knew that "that's Fukushima".
After that, we moved to Fukushima station to hear from another person. She was involved in Volunteer at emergency evacuation area at Fukushima. There were some people who lost their sense of morality. There were some differences from reports that world media mentioned.
We cannot know anything if we don't go there and hear something from local natives (ultimately live there together).
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