Japanese Only...
しばらくブログを書けていませんでした。この週末に開かれていたボストンキャリアフォーラムに参加をするため、その準備と普段の学校生活で忙殺されてしまっていたのです。
そう、就活をしていました。先週の18日の水曜日の早朝に飛行機に乗り、海を渡りボストンに降り立った。
お前、まだ修士始まって何ヶ月だよ
なんで日本じゃなくアメリカで面接なの
などなど、海外の人には理解不能な就職活動なわけでした。
僕の場合は来年の9月まで授業があるので、とてもじゃないけれど日本の就職路線に乗りたくても乗れないわけです。日本では今、8月から6月へ新卒を対象にした就活がズレようとしていますが、それでも海外の人は受けられない。マジで、こんな文化は廃止にしてもらいたい。
だからこのタイミングでボストンへ。
今回、無事に(気が早いけれど)進路先が決まったので振り返って書いておきたい。
この1か月は本当にウェブテストの勉強からエントリーシートを書く作業で猛烈忙しいだけでなく、本当に本当にどの企業を受けるのか自分が何をしたいのか、頭を本当に悩ませました。
ボスキャリに参加する企業は、200社ほど。これを多いと思うか少ないと思うか。僕は、日本で就活をした場合は1万社は超えるだろう選択肢があるのかと思うと、圧倒的に少ないと思っている。
だけど、今回この会社で働きたいと思えた会社が参加をしていたし、本当にご縁があってその会社からオファーがもらえた自分は本当にラッキーだった。
そもそも、海外に留学をしたい職歴がない人は多いけれど、安易に考えるべからず。圧倒的に就職市場では不利になりますから。「ボスキャリいけばいいじゃん」「海外で働けばいいじゃん」と軽くいう人がいるけれど、二つともそんな簡単なことじゃない。
それが分かった上で、最終的には自分からプロアクティブに門を叩いてでも企業の採用窓口を開ける覚悟や、自分の会社を作って自分の居場所を作るようなことまで考えるべきかなと思う。
まず、ボスキャリに参加している企業はそんなに多くの人を採用するわけではない。どんなに多くても一社あたり10人くらいでしょう。多くの企業はそんなにとりません。
少ない席をめぐって、アメリカ、イギリス、カナダなどの超がつくほどのトップ校から参加してくるわけです。それに、日本人だけではなく海外の人も来る。こういう人たちは、英語・日本語は当たり前で、中国語まで話せるわけで、コンペティティブネスは本当に高いわけですね。
海外で働くには、労働ビザがいる。職歴のない、英語もネイティブレベルで話せない日本人がポンときて、おいそれと働けれるほど世の中甘くない。労働ビザを取るというのは、ボスキャリでオファーをもらうよりも100倍くらい難しいと思う。
というわけで、結構大変なわけですね。
特にイギリスの大学院生は卒業時期が違うし尚更。
こうつらつら書いている中、自分は希望のところから内定を頂けているので、自慢か!と思う人がいるかもしれないけれど、そうではないのでご理解いただけたら。軽く考えないでほしいということを言いたいわけです。
自分もそれなりに準備してきたし。それこそ、留学が始まってからもずっと日本の友人にあれこれ聞いたり、人を紹介して頂いて時差をまたいでスカイプをしたり。ロンドンまで人に会いに行ったり。
こっちで授業受けながら、なんで日本語のテキスト開いてんねん。そう思う夜は何度もあった。だけど、それでも「ここだったら」と思える企業が参加していたから頑張れた。
僕が内定をいただけた企業は、その一社からでした。
3日間あるうち、勝負は2日で決まります。その1日目は内定は一つも貰えなかったし、一次面接で見事に落とされてきた。二日目の一つ目も落とされて、見事なくらいに敗戦ばかりだったわけです。
御察しの通り、気持ちは結構落ち込みました。やばいな。その一文字が頭でいっぱいだった。
だけれど、自分の裸の姿をありのまま曝け出すことしかできない自分は、直球ど真ん中で面接を受けていた。だから、カルチャーフィットしない会社からは内定をもらえないだというと思っていたし、そういう会社で働けても自分が幸せにならないだろうとも感じるので、落とされたことには納得していた。
内定をもらった会社とは、面接をしていても内定後どういうキャリアを歩みたいかという話をしても
僕もカルチャーフィットしたなと思うし、あちらも「ウチの企業っぽいよね」と言ってもらったので、運が本当に良かった。
最終日も個別に、こういうキャリアを歩みたい・こういう風な選択肢があるよと、時間をかなり取ってもらって、話をさせてもらって、改めてここで働こうと決意。
ということで、気は早いけれど来年卒業をした後の進路が確定しました。
これでやっと勉強に集中できるのは本当に嬉しい!
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