2014年3月28日金曜日

出会いの春と別れの春

日差しが温かくなってきました。
ほんの2週間前までは夕方以降はとても寒くてコートが必要だったけれど、個々最近はTシャツにパーカーくらいですむ。このシーズンは出会いと別れのシーズン。
卒業式や入学式などを迎え、喜びや悲しみ、複雑な心境になる季節。


旅立ちの春に無事に教え子の卒団をむかえた。彼らの貴重な3年間、その成長に少しながら貢献できたと思う。小学生は成長が早いからみていてとても楽しかった。どの選手も変わったなぁと感じさせるターニングポイントが1人1人あった。プレーや姿勢に表れる。

卒団式では、選手1人1人に卒業証書を渡す。1人1人メッセージを考えて書いた。僕ともう一人で振返りながら、僕は笑いが起きるように、もう一人は真面目に書いた。1人1人良い顔をしていたのを思いだす。

しかし、選手たちにメッセージを読みながら証書と記念品を渡すときに気付いたけれど、やっぱりキャプテンなどの役職を務める子とそうでない子では様子がちがうなぁと思った。それは、役職ついていた子の方が断然キチッとしていたということ。やっぱり小学生でもリーダーシップを発揮する子たちはこういうところもキチンとできるんだなぁと思う。
そのうち一人は役職をつとめる様な性格じゃなかったけれど、大きくなってほしくて副キャプテンにした。その子の親からも「あの子でいいんですか」と言われたけど、やらせてみた。そうしたら、案の定化けた。それはプレーでも出ていたけれど証書を渡すときにも出ていて、身の丈以上のことをやらせてみることも大事だと学んだ。


卒団式後の打ち上げで保護者の方と成長を泣きながら振返る。あんなことがあったよね、あのとき本人は辛かったらしい、いろんなことをざっくばらんに正直に話をすることができた。こういう関係を築けたことも1つの成果だと思う。

彼らは自分で判断をして自身の道を歩み始める。反抗期はこれからだなぁ。笑
でも、それは自立する階段を上り始めた証拠。僕も負けずに前に進みたい。大きく成長した姿をお互い見せられるように。

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