2013年7月27日土曜日

Beyond The Border

英語で発信しないと世界には伝わらない。このブログはアメリカからのアクセス数の方が日本よりも多いということが起きていて、こういう大切なことは英語でも発信していきたい。

今参画しているプロジェクトがいくつかメディアで取り上げていただき始めた。
昨晩、NHK World で紹介されたのでここで共有したい。



I cannot share the information and activity with world in Japanese. And The number of access from the US to this blog is more than that from Japanese. So let me share a movie; our project appears in NHK World yesterday.

This is;
Promoting Kurokawa Report

Kurokawa report is a report by The National Diet of Japan Fukushima Nuclear Accident Independent Investigation Commission. If you want to know more this commission, please access here.

After Fukushima Nuclear Accident, some investigation commission launched on Government, TEPCO, and Private sector. But a commission on Government and TEPCO is not enough because they are related to the accident. They can hide important information even if there is it. And it on Private sector had no a right of investigation under the law.

People have not totally agreed with these commissions. For they are not credible enough for us. So the independent investigation commission launched by national diet. It had the right to investigate and to make affiliates of the accident open information. I think this commission was reliable for us. And it submitted the report, known as Kurokawa report on July 5th, last year. According to Naiic, "this accident was a “manmade disaster”". If you wanna read it, you can get the executive summary of it from here.

And this report reveals Japanese Operating System is collapsed. This report tells the lesson from the accident. But few people read it. How can we promote the report for all? This was a trigger of starting this project. We are making contents to easily and briefly understand the report.

We are so glad for the project to be on NHK World. Enjoy the movie!

2013年7月23日火曜日

人の何をみるの

この間、こころに刺さることを言われた。

「あなたは、自分自身がどういう人間なのかを話さないと」

最近、自分自身が悩んでいたこと・離れたかったにも関わらず自分が知らず知らずのうちにやっていたことを突いた言葉だった。

昨年、World Economic Forum の関係者、St. Gallen Symposium のオーガナイザー....etc....

こういう人と会って

「自分が自身がスゴいわけじゃない」
「自分もああいう人たちのように誰にもフェアに接したい」
「自分も何か、これだ!とできることをしたい」

と常に思うようにしていた。

TEDxの運営に関わっていると自分の感覚が狂いそうだった。
だって、本当に苦労をされてきて今活躍されている方々は、偉そうに接しないから。

なんだか自分が対等にいるように感じてしまいそうになる。

そうではないんだ

と常に言い聞かせてきた。

こういう人たちと会って一番スゴいと思ったのは、みんな経歴や肩書きをみるのではなく「その人自身」をみるということ。何をしているのか、どんな性格なのかにフォーカスしてる。

普通の人は、例えば「東大」と聞けば、あぁ頭が良い人なんだと思うだろうし、デモに参加していると言えば、ちょっと近づきにくい人かもと思うかもしれない。



あぁ自分もあんな素敵な人になりたいと思っていた。

そんな中で言われた一言だったので、とてもショックを受けたと同時に、この人は自分自身をみてくれているんだと嬉しくもなった。

この一言を言われたときに、自分自身で大事にしているようで、できていなかったなと。だから、もやもやして一学期間が過ぎたのかなと思った。


まずは、その一言を伝えてくれたその人と深く付き合っていこう思う。

2013年7月12日金曜日

あいたい

憧れの人に会うために講演会に行ったりすることがめっきり減る。

今はネットで記事が出ていたり、プレゼンやディスカッションの様子が載っているから、基本的に講演会で聞く大抵の情報や人の雰囲気は手に入る。多くの人がそうだと思うが、実際に話を聞いて「改めて」その人の人柄などに好感をもち帰っていくのだと思う。

だけど、そんな表舞台で話していることには大して価値がないと思っている。簡単に手に入ってしまうからだ。その人が失敗してきたことを聞いたり、苦手なことを聞いたり、そういう部分を引き出せると改めてその人の魅力が伝わる。好きになる。

講演会の後に聞けることなんてたかが知れてる。マイナスなことは基本的に言わないもの。しかもあれだけ、その人と話したい!という人がいれば十分な時間もない。
だから、直接話ができるように個別でコンタクトを取ってみる。人の紹介を通じて、メールや手紙を通して連絡してみる。

メールと手紙、粘り強くコンタクトを取れば案外なんとかなったりするもんだ。それに、そこまでして会いたい相手だったら著書やインタビューは自発的に読んでるはずだから、さらに深いことが聞ける。


そこから定期的に連絡をとったら、さらに面白いことが聞けるようになる。ぼくはそれでアメリカに行った。本当にいい機会になったし、そこでお世話になった人には、友人となって今でもたまに会ったりする。

去年学んだのは、本当に会いたかったら3回はお願いすること。あらゆる手をつかっても。笑


2013年7月7日日曜日

スピードとスケールを両方

先日、大学の友人から一通のメールが入る。

「いつヒマ?」

この最終テストやレポートがある時期が終わってからは少しばかり時間があるけれど、あまりにも唐突な質問で答えに困った。カレンダーを他の予定のためにブロックしていることもあって

「どんなことかによっては、十分に時間をつくれるよ」

と返した。その友人とは1つ授業が同じだったため、メールのやりとりをした後に授業前に何の用件だったか訪ねてみる。すると、「急に面白いことやりたくて、お前に声かけようと思った」と言われる。企画して実行をしてきたし、何かイヤな予感がした。

僕はこれ以上に課外活動をするつもりが今はない。研究会の発表でもボコボコにされたり、もう少し勉学に励みたいと思っている。時間という万人に共通な物をどう使うかは今後を左右する。

諦めてもらおうと「TEDxもSFCで開いちゃったし、あとは St. Gallen Symposium の日本版くらいのじゃないとやる気がないよ」とどでかいスケールのものを提案してみた。 St. Gallen Symposium とはスイスのサンガレン大学の学生が運営するシンポジウムで毎年、IMFの長官やノーベル賞受賞者などをゲストに招いて、エッセイコンテストで選ばれた世界中の修士以上の学生などとディスカッションを行うものだ。1969年に第一回開催が行われたこのシンポジウムは今年で43回目を迎え、毎年5月に開かれている。

(http://en.wikipedia.org/wiki/File:St_Gallen_Symposium_Logo.svgより)

そして、その場でグーグルマップを開きながら、「日本でやるならどこにしようか?小布施なんか最近盛り上がってるしいいかもね。じゃあ、まず企画書作ってこの人にアプローチしてみようか」とその場で簡単なパワポを作り始めた。

そうすると、本気でやりかねないしやれそうという現実味があると感じたのかもしれない。ドン引きしていた(笑)。そこで、内心ホッとして先生の講義に戻る。

H-LABやGAKKOなど様々な素晴らしいプログラムがローンチし、認知が高まってきているが、大学生や院生の”ため”のプログラムでこれほど素晴らしいものはないと思う。これを学生で運営しているというからさらに驚く。昨年、オーガナイザーの日本担当の学生に会ったけれどもとてもしっかりしていて、同じ大学生とは思えなかった。

だけど、これがスイスでじゃなく日本で開いたらどうなるのだろう?一泊二日とはいえ、これだけ世界の第一線で活躍する人やその後継者になる可能性のある学生が集まる機会はそうないだろう。それにスイスでは毎年ダボス会議が開かれている。

これは、スイスという国のプレゼンスをあげる貴重な機会となっているに違いない。もしこのような会議やシンポジウムが日本で開かれれば、おもてなしの心のあるサービスでゲストを魅了するだろう。そして、海外から人材が定期的に日本にきて、文化を感じていくだろう。

実は、昨年スイス大使館の職員とお会いしたときに、「日本の学生でこれだけのものを開催できると思うか」と聞かれたことがあった。そのときのアンサーは「イエス」だ。たぶん出来るだろう。ポテンシャルはある。

だけど、先日の友人のような反応をする人が大勢だと思う。スケール感だけで圧倒されてしまうだろう。現実味がないんだと思う。両方ないとこういうものは実現できない。それを知らない。

こうやって皆、成長する機会を逃すのかもしれない。スケール感とスピード感。案外やってみたら何とかなる。



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4h

2013年7月4日木曜日

ネットとリアル

先日、スーパープレゼンテーションで

Amanda Palmer The art of asking

が取り上げられていて、坂本龍一とJoi Itoがこのプレゼンをもとに面白いことを言ってました。

ちなみに真ん中の女性が Amanda です。イケイケです。
(http://www.heyreverb.com/blog/2012/09/21/amanda-palmer-gothic-theatre/55534/より)

このTalkのなかでAmandaは、

CDが25,000枚しか売れず、レコード会社に「失敗だ」と言われた。
そこで、会社を離れクラウドファウンディングで資金を集めることにすると、およそ25,000人から約1億円の資金が集まった。
それをみた人たちが、「どうやって集めたんだ?」と聞かれ「集めたのではなく、お願いしたのよ」

というエピソードを紹介します。素敵なプレゼンですので是非!


今はiTunesやYoutubeによって、安くあるいはタダで音楽が手に入るようになりました。
しかし、これによってライブという

リアル空間

でライブを楽しむということへの価値がより高まっているんじゃないかというようなことを彼らは言ってました。記憶が誤ってたらごめんなさい。


これは当然なんだけど、FBやTwitterで知らない人とやりとりをすることが増えたんじゃないでしょうか。それから、実際に会おうとする。

仮想空間から現実空間へ。

FBで知り合いがあげた写真の中で、「この人会いたいな」と思ったことはありませんか?
で、数日後か数ヶ月後かに会っちゃったみたいな。
リアル空間で会うと、ホントの良さがわかるし、みえていなかったことがどんどんみえる。

今は、交通インフラが整っているので海外の友人や会いたいなぁっていうことに会えちゃったという機会はどんどん増えていくんだろうなぁ。

とりあえず、プレゼン素敵なのでみてみてください。



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3h