2013年6月11日火曜日

とらわれすぎない

今日、慎さんが書いたコラムを読みました。(このリンクからどうぞ)
少し前に話題になった乙武さんが、ツイッターで店名を明かしてまで批判したことから、日本人の不寛容さについてのコラム。

日本人は、よく親切で優しいという評価を受けているかもしれない。けど、本当だろうか。


財布を落としても無事で帰ってくることや
外国人に道を聞かれて丁寧に教えてあげること、時間があって目的地がそんな遠くなければ、そこまで一緒についていくこともする
車の運転は丁寧だし、お互いの気を使う


もちろん、こういうようにたくさん良い面はみつかります。でも、なにげない、ふとしたときの優しさは海外の方が感じられる。

僕は、アメリカの東海岸にしかいったことがないけれど、道を聞けば教えてくれるし、

NYの地下鉄では、「ここでオレも降りるから、一緒にこれに乗ろう」という人もいる。
ベビーカーを引いたお母さんがいれば、地下鉄の階段で運ぶのを手伝ってくれます。それも自然に。

また、NYの地下鉄はこんな感じなので、大きいスーツケースやベビーカーをもつ女性は手伝ってもらわないとホント大変なんです。
(http://blogs.yahoo.co.jp/abozo1962/23929499.htmlより)


"Thank you"
"You are welcome"

ってふとした瞬間にでることが多いんですよ。

例えば、NYの地下鉄をみたら日本人の人は「バリアフリーがなってない」とか言うかもしれません。日本みたくバリアフリーを整備するのだっていい。けど、それがなくてもお互いに声を掛け合って解決できるならそれでも良いんじゃないかな。


少し前にも、こんなことがあった。

どうしても急いでいて、目の前の電車に乗らないといけない時があった。
走って階段からホームにでた瞬間、目の前にあるのは女性専用車両。
(http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/kanren/women.html)


もう間に合わない!と乗った。

電車内で次の車両へ移ろうと思ったのだけれど、女性専用車両内も少し混んでいて女性の中を移動するのは気おくれをした。息を切らしてたし。
だから、次の駅に着いたら降りて車両を変更しようと思ったんです。

次の駅への到着を待っているとき、目の前の女性が僕を睨んで一言

女「ここ女性専用車両よ」

僕「すみません、急いでいて。次の駅に着いたら移動します」

と答えたのだけれど、露骨に不快そうな顔をされた。その女性は僕が乗った瞬間に目が合っていたので、どういう状況で乗ったのかわかっていたと思う。

この話はたしかに、僕の落ち度が大きい。そもそも電車に余裕をもって間に合うようにスケジュールを組むべきだったし、駆け込み乗車だったし(ただ、他の乗客にぶつかったりとかは一切ない)

だけど、そんなに不快そうにしなくても良いのになぁと思った。女性専用車両だったけど、状況をわかっているんだろうから多めにみてよって。

これを読んで皆さんがどう思うかはわかりません。だけど、日本人は寛容かどうか、いろんなことにとらわれすぎていないか考え直させるコラムでした。



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2h

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