先日、ようやくというかやっと大事なタスクを終えた。卒業論文の修正作業だ。
本来であれば1月末に提出してすぐにすべきだった作業なのだが2,3,月と4月中旬までそれよりも優先度の高いことに取り組まねばならず4月末まで延びてしまった。
この作業をする理由は協力者に執筆したものをお送りするため。今回僕は質的調査を行っておりインタビュー協力者に対して、成果物を見せることを約束していたのだ。
詳しくは書けないが、結果として学校に提出したものに加筆修正を加えることとなった。これがなかなか大変で1つは執筆してから時間が経っていること、次に論文の主旨が変わってはいけない点にある。
加筆修正は全くたいした量ではないのだけど、内容を読み込んで修正前後で論旨がずれないようにするにはなかなか頭を使うのです。
先生にも卒業後にも関わらずお付き合い頂いて、最後のゴーサインをもらった。ホッとしてお送りした数日後嬉しい返事が来た。それは恒常的に論文を読まれているであろう方からだった。
新しい切り口から論旨を組み立て、そして読み易く被験者の一人として、そうそうと頷きながら考察を読みました。
まずきちんと目を通して下さったことが嬉しくて、それだけでなく被験者の体験を論理的に伝えられたことが嬉しかった。正直、身に余る言葉だ。けれど、論文を読まれている方からこうして言ってもらえる機会はなかなかない。それこそ、毎度のように担当教官にはボコボコされていたし。。
もうあの頃には戻りたくない。笑
時間のないなかで書き上げたもので、結論まではきちんと出せた。だけど、研究室の同期と比べればやっぱり劣る。やっぱり研究はスケジューリングが本当に大事で、提出後はもっと良いのが書けたかもしれないという想いでいっぱいだった。
研究は楽しい。そして少しでも納得感のあるものを届けられたことが嬉しい。別に学会で発表した訳でも雑誌に投稿できた訳でもない。けれど、こうして研究が楽しいものだと思えたその事が、学部の重要な成果になった思う。
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