世の中をよくしたい!
こういう思いで官僚になる人や、社会起業をする人はとても多いと思う。
実際に、「世のため、人のため」という思いで何かをするというのはとっても素敵なことです。
だけど、そうしようとしている人の多くが社会的には、良い学校に通っていたり、ステータスが高いというのが実状ではないでしょうか。
特に、そういう人達が社会的ステータスの低い方に向けて、何かをするというのはどうなのよ?
実際にボクだって、慶應義塾大学という日本の中ではステータスが高い大学に通っていて、その中でも多くの社会起業家を輩出しているSFCにいるわけです。
SFCの卒業生を紹介しているページがありますので、お時間あればみてみてください。
だけど、僕のような人たちが何も知らずに「社会に役立ち立つことをしたい!」というのは、イタイだけだと思うんですよ。
だって、多くの人は、自分たちの取りくみの
意義
効果
なんてわからないかもしれないし、望んでいないかもしれないですよね。
この間、お世話になっている方から言われたのは
社会的に高い地位にいることを自覚しなさい。そして、地位の低い人たちに直接触れて、どのようなことを考えていて、どんな人間性なのか、そして自分がどれだけ恵まれた環境にいるのか今のうちに学びなさい。
そうしなければ、そういう人たちのためにしていることも、本当に意味のあるものにはならない。何より、人の上に立つ資格なんてないよ。
と。
正直、ボクはTEDxKeioSFCの活動を通じて、普通の大学生がお会いできないような方々と会い、いろんなお話をさせて頂いてきた。とっても魅力的で刺激的で、多くのことを学ばせてもらいました。だけど、最近思うのは、自分の身の丈とは合っていないということ。
だからこそ、今度自分が触れなければならない人は、自分よりもステータスの高い人ではなく、低い人なのだと。そういう人から感じられることが多くあるのだと思って、これから数ヶ月は、いろんな方とお会いしていきたい。
イタイ人にならないように。
0 件のコメント:
コメントを投稿