2015年9月30日水曜日

修士のはじまり

Japanese Only...

今週から修士がスタート。早速忙しい。こちらは読み物が多いですね!いや、本当に。

今学期のクラスはこんな感じ。

Foundation of Management
Business Performance and Strategy
Marketing & Marketing Management
Introduction to Accounting, Management Accounting

まあ授業内容は名の通りなので省略しますが、午前中にレクチャーがあって午後にセミナーがあります。レクチャーは全員で受けるので、約100名が同時受講。といっても、先生が生徒に質問を投げかけてくるので、インタラクティブ。


午後のセミナーはグループが4つほどに分かれて、集中的にやります。例えば、昨日は Strategy のクラスだったのですが、航空業界の事例を取り上げたケーススタディ。多面的にデータをみる癖をつけるのがこの授業の目的かなと。


こんな感じではじまった修士号なのですが、レクチャーとセミナーでそれぞれ読み物が違うので、全部を合わせると結構たいへん。毎日ちゃんとこつこつ(自制をしながら)読まないと非ネイティブの僕は全く終わらない。

しかも、数字とにらめっこして分析するタイプはまだどれくらい時間がかかるのかつかめていないので、それはこれから。

それに10月2週目からは英語のライティングのコースをとることにしました。
やっぱり、書物が苦労します。日本にいる方で「日本人は読み書きはできる」とおっしゃりますが、

→読むのも絶対苦労します!
→書くのは英語として通用しない!(ことが多い)

というのが本音です。読むのは毎日読むしね。僕は幸いにして、授業中聞いていて分からない状態ではないので、そこは良かった。だけど、書くのは本当にたいへんで、相変わらず書くときはかなりの集中力を要するので、書いた後は ..... という状態になります。


そもそも日本語と英語でストラクチャーが違うので、それだけでも苦労する。しかもPlagiarism を避けようと思うと 適切な Paraphrase なども求められるので、それだけでも苦労される方は苦労するかと。

この英語のコースは学生は無料なので死ぬほど使います!あとは、個別のライティングサポートもあるので、これも利用します。(もちろん無料)

ということで、おとなしくリーディングに戻るとします。

27歳がクリエイティビティのピーク?

Japanese Only...

こないだ、SFC時代に授業等でお世話になった斎藤ウィリアムさんが BBCのインタビューに出演されていたのを見ました。

政府のお仕事など、色々なフィールドでご活躍されていますね。彼の毎週のコラムは今も欠かさずに読んでいるのですが、毎回面白いです。その人がBBCのインタビューに本当にすごいですね。

そのモチベーションが、Giving Back。彼は本当にチャンスをくれる人だということに偽りのないことが、心の底からすごいことだとつくづく思う。こういう活躍をしている人は若い人への支援を惜しみなくしてくれる。学部長の村井純さんもそう。

インターネットの父のVint Cerf さんもそう。彼は、TEDxKeioSFCを開催したときに「登壇はできないけれど」と言って代わりにビデオメッセージをくれたほどだ。この事実は、今だから言えることだけれど。


こういう人と出会うとは「やれるだけやってみろ」 というメッセージを裏に感じる。実際に、ウィリアムさんはインタービューの中で次のことを言っていた。

Failure here (in Japan) is the very bad word. But, in fact, it's very difficult to have innovation without failure. 

失敗が必要だとも言える発言だけれど、やれるだけやらないと失敗もしないのだよね。イノベーションを起こす以外にも失敗をしないと成功はない。と思う。彼の言葉を聞いて、昔よりも守りに入っていないかということが頭によぎった。


彼曰く、27歳がクリエイティビティのピークだと。あと数年でこの歳を迎えてしまう。それまでは、本当に勝負だよなあ。

27 years old is probably the peak of human-being's creativeness in innovation. They are not allowed to do anything. They are sill babies. 


さて、がんばる。

2015年9月28日月曜日

国境の壁

Japanese Only...


昨日、久々に英語クラスで仲良くなった6人と会ってきた。僕はエッセイがあったのでそんなに長い時間居られなかったのは残念だったのだけれど、そこで聞いたことがどこでもあるんだと思いシェア。

当たり前っちゃ当たり前なのだけれど、ざっくり分けるとEU圏内と圏外では壁がある。そしてEU圏外組ではそれぞれの国同士で固まる傾向にある。

これは僕が初日で見て思ったところだったのだけれど、他のクラスの友人に言わせても同じだそうだ。むしろ僕のクラスはまだマシっぽくって、他のクラスではさらに小さい単位の国ごとで固まってしまうそう。まだ圏内・圏外で分けられているので、マシみたい。

僕はクラスで唯一の日本人なので、別にどちらに属したいとかいう感覚はなく、むしろ英語しか話せない環境なのでむしろラッキーだと思っている。しかし、こういう問題は時間が解決してくれるのかというとそうでもない気がする。

僕は今週の金曜日に、チームビルディングのactivityが Lake District であるのだけれど、それを終えている友人に言わせると、本当にチームでだれが仕切りたがって、どことどこが仲良くないのかよくわかるんだそう。


まあ、昨日はみんな一週目を終えて愚痴りたかったんだろうな、と耳を傾けつつやっぱり国とか国境に関係なく仲の良い友達ができたらいいなと思う。僕の場合は当たり前だけれど、英語圏で育った人に比べて言語レベルが劣ってしまう。だからこそ、「何を言うか」というのを重要視する必要があって、そこでピカリとくることがあれば、ちゃんと聞いてもらえると思うのです。

あとは積極的に飛び込むことだよね。
いやはや、今日からクラスが本格的にスタート。どうなることやら。

2015年9月27日日曜日

I am an old-type person


Japanese Only...

少し針を戻す。3年前の夏、僕はとある人から誕生日プレゼントをもらった。その人とは少し関係がギクシャクしていて、というか僕の方が一方的に避けていたのだ。だからこそ、その包みをもらったときは、驚いたと同時に「開けるものか」という思いが強かったのだ。
それでも、人の好奇心は抑えられないようだ。その場ではバックパックに入れてたものも、家に帰るとすぐに封を開けていた。

入っていたのは万年筆と手紙。万年筆を握ったのは初めてだったが、何分仕組みがわからない。カートリッジ式だった。とにかくカートリッジを少し強く入れると、鈍い音がして刺さったのだとわかった。


だけど、一向にインクが出てこない。握り方が良くないのか、何が原因なのかよく分からない。30分もすると、「ああ、不良品を引いたのだ」と確信した。もらった人との関係が頭に浮かんだ。「あの人からもらったからだなあ」 そうも思った。ゴミ箱にはいかなかったけれど、必然的に戸棚にしまいこんだ。それが初対面だったのだから、いい印象を抱かないのは想像にたやすい。


ときは流れ三ヶ月ほど経ったときだろうか、それとも半年ほどだろうかよく覚えていない。何がきっかけだったのかもよく分からないが、机を開いてもう一度だけ取り出してみようと思ったのだ。それだけ経ったのだからインクは固まっていた。だけど、インターネットで情報をみて、洗いそしてもう一度インクを刺してみた。

インクは流れない。

それが悔しくって、箱の中に入っていた保証書を見る。保証期限はまだ間に合う。それを握りしめてお店に向かった。幾分、初めてのものだから自分が壊したんじゃないかなどとドキドキしながらお店の人に相談すると、同じものときちんと交換してくれた。

家に帰って、改めて取り出し握り締めてみた。きちんとインクが出た。いらない紙の上を走らせてみた。きもちいい。鉄ペンだったけれど、今まで味わったことのない書き味だった。よく見てみると、インクが出るときにペンの先が離れる。その間からすーっと青い液体が出てくる。素直に、こんなに描きやすいのかと感動した。


ペンが走る様子を見ながら、「ああ、あの人ときちんとまた話ができるかもしれない」そう思った。自分でもなんでそんなことを思ったのかはわからない。だけど、そんな気がした。そうして、その人の名前を書いてみた。


その人は留学をしていて一年は帰ってこないことは耳にしていた。とにかくそれまで、ペンで遊んでみた。ノートを取るのが楽しい。今まではPCを持って行っていた生活がガラリと変わった。そして、いつしかこのお礼をキチンとしなければいけないなと考えるようになった。 

そんな生活の変化を経験し、毎日涙するような毎日を経てときは去年の9月まで早送りされる。キャンパスで、プレゼントをくれたその人と逢った。あちらはまだ気づいていないように思う。声をかけようか頭で悩んでいるうちに、足は勝手にその人の方向へ向かっていた。「留学どうだった?」第一声はそれだった気がする。


留学を経たその人とは何分話しただろうか。おそらく正味20分ほどだったと思う。大した話はしていない。たぶん、「俺も海外に行くことにした」そう伝えていた気がする。そのときは、話しかけたその反動で万年筆のことは頭から飛んでいって忘れてしまっていた。


留学をすることは決めたものの初めてのことだらけでさっぱりわからない。英語のテストは受けないといけないし、卒論も書かなければいけない。エッセイなんて何から手をつけていいことやら。そんな状態だった。


だけれど、自分の思考を吐き出すのにPCではなく、常にノートと万年筆を持ち歩いていた。卒論の執筆中もとにかく握って書きまくっていた。とにかくとにかく書いた。頭の中を整理するように。そんな中で光が見えて、なんとか締め切りに間に合った。

エッセイもそうだった。

お前は何者か
お前は何者か
お前は何者か

とにかく問われるのはこの問いの一点だったように思う。今も自信は正直言ってない。だって、わからないことだらけだもの。だけど、ペンと寄り添ったあの半年があったから自分はこれができて、これはできない。ここは足りない。自分のことはよーく説明できるようになったと思う。

いつも一緒だった。だから、自分の卒業祝いに自分で買ってみたいと思った。金ペンなんて買えない。だけど、今度は自分できちんと選んでみたかったんだ。伊東屋に行く。お姉さんに自分の筆圧や太さの好み、そして予算を伝えた。周りはみんな40前後の方達で浮いていたのは言うまでもない。

いくつか試すうちに、自分が当初目星をつけていたものとは相性が良くないのがわかった。そして、一本お姉さんが提案してくれたのが LAMY Studio 。みた瞬間ペンの美しさに息を飲んだ。少しペンを走らせると重さもぴったりで「自分に合うペンは見つかるもんなんだな」そう思った。予算はギリギリオーバー。だけど、買わないと後悔する気がしたので頑張って買った。

今回の留学中もそのペンは相棒になってくれている。今どき万年筆を握るやつなんてそうそういないだろう。だけど、このペンと紙に向かえば何か解が出てくるような気がしてならない。ちなみにノートは LEUCHTTRUM 1917。これもドイツ。

2015年9月26日土曜日

ドイツに行ったときの雑感

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ドイツに行って気づいた3つのことをシェア。

  1. 日曜日はお休みの日
  2. キャッシュばっかり
  3. 英語が通じないことあり

ドイツでは、日曜日にはお店はほとんど開いていない。これは、大きな都市でも同じようで、デュッセルドルフでもそうだった。理由を現地の人に聞いてみると、宗教上の理由だからだそう。

1週間に1度は何もしない日を作る

そういう風になっているんだそう。だから、レストランなどを除いてファッションのお店もほとんど全てが閉じている状態なのだ。こういうときに、「せっかくの日曜日で稼ぎどきなのにもったいない!」 と感じる自分は、資本主義に気づかぬうちに取り憑かれているのかもしれないと感じた。

 
イギリスでも、日曜日はお店が始まるのも遅く閉まるもの早い。同様の問題を意識を感じていたのだけれど、イギリスの方がお店がやっているではないか!という驚きは隠せなかった。

どうやって経済が回っているんだろうとか思っちゃうわけですね。いつの間にかビジネススクールの一員になっていたのかしらん。

デュッセルドルフの中でもやっているのは、レストラン街くらい。特に日本人通りのようなところは、日本人やアジア人がお店を切り盛りしているからだろうか、止まらず料理を提供している。

こういうところに来ると、やっぱり東京ってとっても忙しく眠らない街なのだと実感する。あんなに働かなくても経済は回るのかもしれませんね。


そして、ふと立ち寄った日本人レストランや移動で電車やトラムのチケットを購入するときに気づくことがある。カードが全然使えない!これには参った。イギリスに来てからというもののカード生活に慣れていたので、ポンドからユーロにそんなに替えていなかったのです。もちろん、前にも書いた通り今でも毎日家計簿はつけているので、使いすぎていることはないですよ。

まるで日本みたいだと思いました。日本にいたときは何も考えずにキャッシュばっかり使っていたのに、もうキャッシュを持ち歩くのは本当に面倒くさいと思うようになってきた。財布重くなるし。

こっちで銀行を開くと、デビットカードが国際キャッシュカードの機能も付いているので、お金を引き出すのはできる。なんなら、何かあったときのためのドルも円も財布には入っている。だけれど、旅の終盤であったこと・キャッシュカードの手数料等がかかることを考えて、極貧生活を選択。(こういうところで、僕のケチさ加減がわかるでしょうか。笑)

というわけで、旅に帰ってきてから2kg減っているという衝撃。さらに体重減ったので、食べています。ちゃんと。新しい寮に移ってから quality of life の上がり方が半端じゃないので料理も毎日楽しくしていますよ!


そして、このキャッシュ文化がさらなる自体を招くことに。ドイツでは、電車に乗るときは基本的に券売機でチケットを購入するのですが、現金しか使えない。ということで、緑の窓口的なところに行ってカードで買う必要があるわけです。

しかしですね....このスタッフ英語が通じない!何度、「ここからあそこまでの往復のチケットが欲しい!」と言っても、"I don't understand." の一言で返してくる。こりゃ頭を悩ませました。ドイツ語は無論話せないし。

なんとか、ボディーランゲージと相手が見ているスクリーンで説明をしてようやく買えることに。。疲れた。。若い人は基本的に英語を話せるのですが、中年くらいの方はショッピング街のスタッフでも英語を話せない人が珍しくないので、少し驚きました。


ただし、こうやって書くとなんだかドイツ人が全く英語できないように聞こえますが、若い人は英語を普通に話せるのでそういう人を困ったときは捕まえましょう。日本と比べると格段に英語を使える人は多いです、格段にです。

僕の周りで日本に行ったことがある人は「日本人は英語が話せない」という認識なのですが、 ドイツ人と日本人の違いは、言葉がわからなくてもなんとか伝えようとする姿勢にあるような気がしました。

ドイツ人はわりかしストレートです。No! とか I don't understand とか無表情で平気で言ってきます。だけど、日本人は英語が伝わらない場合でも、道を案内したり携帯を取り出し時刻表を見せたりしますよね。

この姿勢によって、外国人から見た日本人は「丁寧、親切」という評価をもらっているような気がしました。これは良いことですが、ドイツよりも圧倒的に英語を使える環境でないことを思うと、そりゃ海外からの旅行者は困るよなあと思いました。

初課題

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ようやく Induction week が終わって来週からいよいよ授業が始まるのだが、早速 1,000 words のエッセイを書けとのこと。だいたいA4で5ページくらいかな。

テーマは結構刺激的です。


Were business schools to blame for the financial crisis? What business schools do to help prevent similar crisis in the future?


コース初っ端からこういうテーマを与えるあたり、生徒に倫理観 - Business Ethics - から正面から向かわせることをかなり意識して授業設計をされていると感じた。初めの課題がこういう真正面から自分の価値観を揺さぶるもので、非常に感動した。


確かに、アメリカを発端として起きた世界金融危機は金融業界を中心に起きたし、その心臓部分に多くのB スクール出身者がいたのは間違いがないのだと思う。

だけれど、B スクールの出身が相対的に多くない日本でも、東電、オリンパス、東芝....日本を代表する企業で粉飾や原子力事故などが起こっている。倫理教育が  B スクールのみで必要なのかというと少し違うかなと思う。

特に、国会事故調によって明らかにされたのは強力な産官学のトライアングルが事故要因の一つであったこと。行政やアカデミアも全てにおいて倫理教育というのは必要。ただ、その教育がどれだけ有効かというのは測定しにくい問題で、これをなんて論じるかがポイントになるんだろうなぁ。


こういう背景があるから、他の生徒とは少し違う視点でこの問題に向き合ってみたいと思う。週末何も予定を入れていなくてよかった。。

あとは意識次第

Japanese Only...


こちらに来て思うのは、慣れない環境に愚痴をこぼすことしか出来ない人と、慣れていったり乗り越えようとする人に分かれるなということ。

例えば、こちらではあらゆるサービスが日本と比べれば良くない。 シャワールームの換気扇が回らなければ、修理が来るのは2週間以内とゆったりしているし、銀行に行けば No! の一言で色々なことが片付けられてしまう。引越しで寮関係者側のミスで違う部屋を手配され、unpacked した後に他の部屋に移れと言われた人もいた。

愚痴を上げればきりがない。本当にキリがないのである。


だけど、一つのことを愚痴っている人は次のことがあっても同じことを繰り返すだけ。何も自分で変えようとしないのである。毎度同じ話しかしない。聞く方はうんざりだ。日本人に限った話ではなく、本当にどこの国の人も変わらない。
 
留学しなければ、新しい環境へ飛び込まなければ体験しなかったであろうことに囲まれる、1年という貴重な時間。それをどう捉えるかは意識次第だ。もちろん一瞬で自身を変えることなんてほとんど不可能で、何かあるたびに自分に言い聞かせている「これは日本で経験できるだろうか?」

どうしようもできないこともたくさんあるし、慣れることしかできないこともある。だけど、新しいチャレンジだからこそ挑む意義があるのだと思う。少しでも変えようと声をあげないと、こっちでは1%だって変わらない。変えたいという意思があれば、あとは行動するだけなのに出来ない人が沢山いる。

そして、そういう人(特に日本人)は気づいてないことがあると思う。例えば、日本でそれをやると本当に煙たがられたり、時には孤立してしまう。だけど、こっちでは筋が通っているかいないかそれが大きく考慮されていると思うし、下手な英語でもしっかりロジックが通っていたら耳を傾けてもらえる。そして、自分の意見を取り入れ、動いてくれる。

相手の屈強な態度に(時として本当にでかそう。そして、British Accent によってさらに偉そうに感じるのである。笑)負けそうになるもちゃんと声を挙げるべきだと思う。こちらでは、様々な価値観が交差するので何が common sense となるかは難しい。相手には相手の言い分があり、それは理解されるべきなのだ。

それでも、どうやって自分の話を聞いてもらうか。相手の立場を尊重した上で、自分の話を切り出すのだって、一つのコミュニケション能力だ。工夫はいくらでもできる。


なんでもかんでも、自分の意見を押し通そうとするのはまちがっている。時として自分が間違っていることにも気づく。だけど、それは行動して壁にぶつかるから腑に落ちるのであって、そうでなければいつまでたっても後悔をするだろう。

こういうことを書いていて、僕はやっぱり戦いたくなってしまう性分なんだなぁ。


こないだの勉強会で、アイスブレイクをした時に「イギリスに来てから驚いたこと」を紹介してもらったら、愚痴をこぼす人と(楽しそうに)適合したり、乗り越えようとしている人から感じる温度はだいぶ違ったなと思った。



ちなみに水曜日の勉強会はこじんまりした会でしたが、ひとまず成功でした!

2015年9月23日水曜日

ロッテルダムは抜群ですよ、奥さん

Japanese Only...

少し時間が経ってしまったけれど、旅の思い出を。あまり日本からは行く人が多くなさそうなオランダを。
オランダに行った時は、アムステルダム、デン・ハーグ、そしてアムステルダムと主要都市はだいたい回ったのだけれどロッテルダムは抜群によかった。

どこ?って言う方もいらっしゃるかもしれないので地図で。


南西にある街ですね。実はロッテルダムはまったく行く予定ではなかったのです。たまたま、お世話になっている家族のご両親が来た時に「ロッテルダムいいぞー」っていうから、「行きたいぜよ!」って言ったら、なんと車で連れてって頂けることに。なんと幸運なことか。ありがたや。

車で20分くらいでロッテルダムに着く。港町だ。川沿いを歩いていると一人の座っていたおじさんが声をかけてきた。なんと、沖に沿ってある船の中を見学させてくれるという。昔オランダでは、船の中で生活するのが社会階層に関わらず行われていたのだとか。見学するととっても快適そうだった。






キッチンなんかもしっかり備え付けられていて、生活の足跡が見られる。説明を受けながら大人の社会科見学という感じだ。この話しかけてきたおじさん、今はリタイアされているそうで観光客に説明するのをライフワークにしているそう。説明する顔は活き活きしている。

その後は、おしゃれなレストランでランチ。オランダ料理やオランダ特有のビア(アルコール度数が普通のよりも強い!)などをご馳走になる。


 そこで日本に遊びに行ったときの思い出を嬉しそうに語ってくれた。本当に日本を楽しまれたのがよく分かる。こっちにきて本当に思うのだけれど、Tokyo, Japan がホームタウンだというと本当にみんな羨ましそうな顔をする。来たことがない人にもクールだと思われている。そして、実際にきた人を虜にできているのだと思う。まあ英語やカードの普及率はもっともっと上げるべきだけど。あとは空港からのアクセスね。

 そんな話楽しみ、大本丸のマーケットへ。新しいビルなのだが、外観はこんな感じ。
外に窓枠があるけれど、人が実際に住んでいるそうです。

そしてなかは、どどーん!


美味しそうな食材が並ぶ。
こちらでは、ニシンを生でガブッと食べます。


オリーブオイルや


乾いたソーセージ


そしてスパイスなんかもいっぱい


外装・内装の美しさもそうなのですが、マーケット自体の充実ぶりにも圧倒されます。すばらしいね。

そして、水上タクシーに乗せて頂いたり。



なんとも充実した街でした!

2015年9月22日火曜日

Presentation on this Wed / 明後日のプレゼン

English and Japanese


On this Wed, I'll give some Japanese postgraduate students my presentation. The topic is the nuclear disaster in 2011. This presentation is for the sake of not only self introduction but also sharing some lessons from the accident with all of them.

(今度の土曜日になんと日本人修士以上の学生に対して、プレゼンすることになりました。テーマは原発。このプレゼンは、僕の自己紹介とともに、他の方が専門以外のことを勉強することも目的にしています。)

To begin with, this event is like casual study meeting. I've arranged this to bond each other to make a strong community. Basically, including me, all of Japanese students here (at least postgraduates) know why we are here. They are independent enough to study hard, join international community, and share their own invaluable knowledge with people around them while they establish own country community. So, I would like readers to have misunderstanding that Japanese students  here waste of time with same nationality. No worries.

(このイベントは勉強会と称していますが、まあゆるーくやります。オーガナイザーがあたいですからね。せっかくこっちにいろんなバックグラウンドの日本人がいるのだから、たまにこうやって集まってネットワークを広げるのも大事ですよね。一言言っておきたいのは、皆さん日本人と群れたくて来ているというのではないということ。ベースはクラスメートやフラットメイトなどと過ごし、たまに日本人と交流するという感じ。そんなしょっちゅう日本人と集まっている暇はないしね。)

Anyhow, why did I choose this topic? Because I noticed two things: students from around world know Fukushima nuclear accident, but I doubt that some Japanese would be lack of knowledge about this to explain to them.

(話を戻すと、なぜこんな重苦しいトピックについて話すのか?それは、外国人の人はほとんどの人が日本で原子力災害が起きたことが知っている一方で、日本人の皆さんがどれくらいこのトピックについて聞かれた時に話せるのかが不安だったから。)

As my contribution to the Japanese community, I decided to talk about that even though the topic is a little bit serious. Many people tend to avoid facing this controversial issue.

(そこで、ちょっと重めなのですが、みんなが顔を背けがちなこのトピックについてお話しすることにしました。)

I would like to ask a question to all of the readers, " do you know the nuclear reactors might have been preventable even from the biggest earthquake and tsunami?" If no, I would recommend you to spend your around 15 min to watch movies to summarize a report by the National Diet of Japan Fukushima Nuclear Accident Independent Investigation Commission, which is short for NAIIC. I am sharing them below.

(この読者の皆さんに質問です。あなたは、原発事故が防げた可能性があったことをご存知ですか?もし知らないようでしたら、15分強の時間をあるビデオを見て頂くことをおすすめします。これは、国会事故調という委員会が提出した(皆さんも無料でオンラインで見られますが)の報告書内容をまとめたものです。)


1. What is the NAIIC?



2. Was the nuclear accident preventable?



3. What happened inside of the nuclear reactors?



4. What should have been done after the accident?



5. What are the issues with nuclear energy?


After you watch these movies, was it difficult to understand the overview? If there is something that you want to know more, the actual report is available for free. Let's search 'NAIIC' on google. 

(どうでしたでしょうか?概要はつかめたのではないでしょうか?もし、何か気になるようなことが出たら「国会事故調」でググると、実際の報告書が無料で読めますよ。)

2015年9月21日月曜日

学校名が変わる衝撃

Japanese Only...

今日、残り1時間後に修士号(といってもガイダンスなのですが)初日がはじまります。そんな中、facebookに飛び込んできた衝撃的なニュース。学校名が変わります。笑

なんとなく見ていたら、Alliance Manchester Business Schoolと書いてあってどっかまた新しい大学ができたのか、うちの学校が提携をしたのかとか思いました。そうしたら、以下のような一文が。


Today, 21 September 2015, we became Alliance Manchester Business School following a transformational donation from Lord Alliance of Manchester and his fellow Trustees of the Alliance Family Foundation.


うっそでしょーーーー! became って過去形?まじ?

アライアンス卿から多額のの寄付金を受けて Manchester Business School から Alliance Manchester Business School に学校名が変更されました。はい。笑

£15m (日本円でおよそ30億円)という多額の寄付をされました。このお金は Business School が新しいビルの建設等に活用されるそうです。この額は、SFC が未来創造塾で必要な寄付金の額だった気がするのですが、それをポンっと出すって凄すぎる。。

これからガイダンスに行くのだけれどどんなアナウンスがあるのか楽しみ。
いい修士号スタートの予感です!


学校の公式発表はこちらを読んでください。

2015年9月20日日曜日

Surprising reaction for Tokyo

English Only...


I just completed to set up my new living environment. Since I knew heavy luggage should make me killed when I moved to new accommodation, I put up with buying some stuffs like baking soda (for cleaning), some small boxes, etc. But, finally bought them! Moreover, some registrations for NHS have been just done!

3 days has passed since I came to new room, I am totally satisfied with this high quality of life. Accommodation is new, my room has own bathroom, and the number of flatmates are just 4. Good start. Plus, this place is accessible to Business School and Libraries including Leaning Commons. Perfect. Aside from the fact that ventilator doesn't work.


This following three days, welcome party for the residents is held. I've met some future classmates and people from diverse background. Through this party, I found one thing. It is the reputation of Tokyo hasn't gone away.

When I introduced myself, all people asked a question.

Others: Where are you from in Japan?
Me: I'm from Tokyo. 

I'm sure everybody looked like envying me. It seems to them that Tokyo is one of the coolest cities in the world. It was quite surprising for me because, personally, it's just my hometown and I know a lot of negative aspects of the city. Well, I have to say I know the other side of it. Tokyo is like a word 'Hirake-goma (開けゴマ)' in Japanese. Literally, their eyes were bigger with brightness.


I'm very happy with their reaction, at the same time, I've already looked forward to showing friends (and new ones, of course) TOKYO. Thanks for my habit to list some good restaurants in Tokyo, haha.

Anyway, the responses encourages me to learn more about my hometown. Through this one year, while I study management, I'll be an expert of Tokyo.

2015年9月19日土曜日

空港泊とAirbnb

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更新が滞りました。ごめんなさい。ぺこり。
旅行中にいろいろブログ記事を書きつつあったのだけれど、旅の疲れと引っ越し作業の疲れによって少し休憩していました。


さて、今回の旅では、安い航空券を買ったが故に朝早くに空港につく必要があった。
行きは空港に4時にいなければならず、帰りは6時。なんでこんな早い便を取っちゃったんだろうと少し後悔。

行きは、マンチェスターの郊外に住む日本人の知り合いのところにお世話になっていたので、空港までの深夜便がなくタクシーもくるかわからなかったので、空港泊をすることに。空港に行くのにトラムを使うのだけれど、まず駅まで徒歩で20分強かかる。安全な街なのは知っていたけれど、ちょっとビビって早歩きで向かう。道が一本道だったこと・雨が降っていなかったことで気持ちは少し明るい。

駅に着いたのが23:30頃。駅にはもちろん誰もいない。定刻通りきたトラムに乗ると酔っ払いのカップルがいたりしたけれど、問題なく移動できた。空港に着いたのが12時。4時間ある。どうするよ。

しかし、先日も書いた通り3日前に簡易的に引っ越しをして、その翌日に Oxford に日帰りで行っていたため疲れはマックス。軽く仮眠することに。とにかく明るいのでアイマスクをして光を遮断し、雑音は耳栓でシャットアウト。これで寝れる!とお思いでしょうか。否。マンチェスター空港は足が伸ばせて肘掛けのある椅子がない。となりのブロックに座る人が動くとこっちの椅子も揺れるので、なかなか寝付けるところまではいかない。

だけど、そもそもバックパック一つで旅行するとはいえ、荷物が心配なのでどんなに快適でも寝れるはずもないかと諦める。


こういうところに来ると、成田や羽田だったら気持ちのもちようが断然違うだろうと思う。日本でもスリや置き引きには注意は必要だけれど、海外の地に比べたら全然安心でしょう。

時間は思っていたよりもゆっくりと流れる。たまにアイマスクをずらすと、車で来たであろう一行が目に入る。車があったらどんなに楽かと思うも、貧乏学生がそんなこと言えるわけなく。そんなことを目を瞑りながら考えること3時間半。耳栓とアイマスクを外して、とりあえずチェックインを済ませようと受付へ行くと、すでに列が。みなさんお疲れさまです。

何も問題なく受付を済ませ飛行機に乗り込む。とにかく眠い。もう一度2つのマストアイテムを装着して(マスクは持ってきていたのに忘れた。。)、1時間半のフライトが終わった。



時は流れ16日。1週間強の旅も終わりで披露いっぱいだ。行きにこんな経験をした上に、知らない土地アムステルダムで6時間以上待つのはさすがに体を壊すかもと思って、前から気になっていた Airbnb を使ってみることに。話は飛ぶけど、こういう経験をすると、マンチェスターは少しは自分の土地になったかなと思える。



Airbnb は自分の家をサイト上で他人に貸し出すサービス。シェアリングエコノミーの代表例ですね。Uber 同様海外では被害の事例があったり、日本では旅行法上ブラック(だった。法律が改正されたはず)なので、好奇心はありつつも怖くて使うことができず。ただ、空港近くのホテルやホステルを借りるよりは安いので使ってみようと決意。


とにかく空港近くでリーズナブル、そしてきちんとレビューの付いていてパスポートなどの ID認証を済ませている方の物件を探した。Airbnb がどういう形でパスポートや運転免許証などのID認証を行っているのが不透明というのが隠しきれないが、レビュー数が獲得できている人を探すのがいいと思う。

いくつかヒットした物件の家主にダイレクトメッセージを送り、深夜に空港までの足があるか安全かなどを聞く。そこでマッチしたものがあったのですぐさま予約することに。こちら側がマストですることは、電話番号の認証等。ちなみに利用者側もID認証をするよう勧められるのだが、こうすることで家主に「安全だ」という印象を与えることができるのだろう。

それでクレジットカードや Paypal ですぐに支払いを済ませて完了。ホテル予約と何も変わらない。予約を済ませると、家の住所などが送られ、そして何時頃にチェックインするかなどをお互いメッセージのやりとりで確認できる仕組み。


ちなみに使ってみた結果は、まったく快適でしたよ!最後、細かい道があまりわからず苦労しましたが、着いてホッと。普通のホテルとあまり変わらない。そして自分のような現地の人と話すのが楽しい人はいいと思う。もちろん、安全面の話があるので一人の時より複数人の時のほうが、女性よりも男性のほうが利用に前向きになれるかもしれない。法律が全然追いついていない、先端の話なのでもちろんエラーはあると思いますが何でも禁止にするのではなく、どうしたらこういう取り組みが安全に運用されるかと考えるほうが健全でしょう。

2015年9月7日月曜日

Oxfordへ

Japanese Only...

友人がロンドンに来ていて、是非一緒にオックスフォードに行ってみようということで、日帰りで行ってきました。
まずは友人の家からトラムで Manchester Picaddily へ。最寄駅のところで Piccadily の方向へ行くかを確認するため、反対側のプラットフォームにいる老人夫婦へ声をかける。はじめに乗った方で正しかったよう。「今日は最高の天気だね」と声をかけてトラムへ。トラムに乗っていて気付いたのだけれど、これは無賃乗車しちゃう人いるのでは?と駅には改札がないし駅員もいない。トラム内も人がいない。大丈夫なのかしらん。


そんなことを考えているうちにあっという間に Picaddily へ。なんちゃって、一人で電車に乗るのは初めてなのでけっこうビビったのですが、全然余裕ですね。行きはダイレクトだったし。ロンドンの方へ戻るおばちゃんと暫しおしゃべり。「York など含め是非イギリスにいる間に北イングランドを旅行するといいわ。やっぱりロンドンなどと違って落ち着いていて本当に街並みが綺麗よ」とアドバイスを受ける。

今回、Oxford へ行くのに Railcard という1年間は電車券が 1/3 で購入できるcardを手に入れたのでそれを有効活用したいと思う。これは16-24歳対象のものやそれ以上の人向けなどいろいろあるのだけれど、£30で手に入ります。きちんとこういうものを使って、有意義な旅行をしていきたい。York などは片道1時間半で行けてしまうしね。


そんなことをぼんやり考えながらはじめの1時間半くらいはお昼寝。昨日、友人宅でご飯をたらふく食べ、美味いウィスキーを飲んだので少し疲労感があったので、気持ち良かった。ぼんやり外をみていて気付いたのだけれど、イギリスは本当に芝生が広がる。どこまでも。アメリカの東海岸も電車から窓をみるとそうだけれど、それは国土の広さが圧倒的に違うので「そんなもんか」と思える。けれど、イギリスはこれだけの国土の狭さでどうやって経済活動をしているのか不思議。日曜日も5時くらいには closed になるし。ロンドンの人は死ぬほど働くのかな。

そう思っていると Oxford 直前で犬を連れた人が乗ってきた。もちろんカゴに犬が入っていたりするわけじゃない。腕に抱えているのです。マジで勘弁。泣く。犬を含めて動物は苦手なのです。頼むから何とか抱えていてよ。そして逃げるようにして電車を降りる。


着いた瞬間から朝から続く朝日が照らす。寒くなるかと思って持ってきたアウターが重い。バス停で友人を待っていると、鼻声でバスを降りてきた。日本発の前から風邪をひいていたらしい。。でも、元気はいっぱいだ。Oxford 大学の方へ足を伸ばしていくと、思っていたよりも都会の風景が広がった。といいつつも、高いビルやモダンな建物があるわけじゃない。全てがきちんと調和していて過ごしやすそう。気持ちいい天気なので、カフェによってパンを調達して、いざ大学へ。クライストチャーチが目の前に広がる。それに入場するための長蛇の列も。。


クライストチャーチの前は meadow が広がっていて座ってランチ。買ったパンが美味しい。日本にもあるんですって、フランス発の Paul。東京にもあるそうなので、気になった方は覗いてみてくださいね。もぐもぐしながら近況報告。すごく悩んだ結果決断した友人は清々しく、「良い決断ができたと思う」と胸を張っている姿は誇らしく、そしてホッとした。よかったね。

そして、川沿いに行くと大量のカモがいる。デカイ。SFCのもデカイと思ったけれど、それより大きい。数がアホみたいに多い。皆さん、緑色のウンチがたくさん落ちいたので気をつけましょう。あと、グワグワと泣きながら威嚇をしてくるカモはけっこう怖いですよ。にしても、学校の敷地がとんでもなく広い。そして優雅。こういうところで学生生活を送れるというのは、Oxford に合格した者の特権ですね。部活動の生徒だと思うのだけれど、ボートを漕ぐ漕ぐ。水をすーっと切っていく。その水の残像が爽やかさを連れてくる。


川沿いがどこまで続くか分からないので引き返すことに。クライストチャーチに入場しようと思うも列が相変わらず長く、時間がもったいないので他の場所をブラブラすることに。そうすると、拡声器を使って話す集団が現れた。近くのお姉さんに尋ねると、Refugee Welcom を訴える集団のよう。僕は、引越しの準備をしたりwifiのない生活を強いられるうちにキャメロン大統領が移民受け入れの声明を発表したそうな。時系列的には、赤ちゃんが海岸沿いで亡くなったという悲しいニュースを受けて。シリアからたくさんの人がヨーロッパを目指すも、いくつかの国はあまり快く受け入れようとは考えていないよう。そんな中なので、デモをやっている人たちは熱狂していた。赤ちゃんでも訳はわかっていないのだろうけれど、「Welcome Refugee」の旗をもっている。日本ではこんな姿はみられるのだろうか。こういう風に小さいうちから雰囲気にでも浸かっておくことは、異なるものを受け入れることの準備になるのかもしれない。子供達に、そういう旗をもたせる親の考えは置いておくとして。


イギリスは保守政党になってから、イギリス国内の大学院を卒業したものにVISAを発給中止をしたり、Tier1 VISA の応募を止めていなかったりするけれど、こういう場面でリーダーシップを持って弱者へ手を伸ばす姿は純粋に美しいなと思う。実際には、それに反対する人もたくさんいるのだから。


そういう政治の違いについて考えたのち、ぐるぐる回る。Oxford はサイエンスミュージアムなども大学のものだからということもあると思うけれど、本当にお金を取る(笑)。でもそれだけ重厚感の溢れるこの大学は世界中から生徒だけでなく観光客を惹きつけるのだからすごい。だけれど、それと同時に観光地化しているで落ちついて学生生活を送ることができるのか疑問に思った。おそらくカレッジでは静かに集中できるのでしょうね。というか、溢れかえる観光客の数に気を止める時間もないのでしょう。にしても、観光客多い。日曜だからね。

ちなみにマンチェスターのミュージアムはかなりタダのところが多いです。仕組みを聴いたところ基本的に Government が資金提供をしているからとのこと。だからタダなのね。産業革命発祥の地であるマンチェスターのサイエンスミュージアムはけっこう迫力がありますよ。大人の社会科見学で行っても楽しいです。


話を戻す。その後、学生が The Turf Tavern という Oxford の学生が飲みながら勉強をすると言われるパブへ。ほっそーい道を抜けると背の小さい緑の可愛いパブが。An Education in Intoxication という看板をみてクスリとしてしまった。やっぱり本当なのかしらん。まあ、でもこれだけひっそりと佇む場所だったら、ビールを横に気持ちよくエッセイを練ったりできるねえ。だけど、夏休みだし、日曜なので観光客らしき人しかいなかったので、実態をご存知の方教えてください。



その後、教会を見学したりしているうちに、やっぱりクライストチャーチ観にいくかということで、いざゆかん。長蛇の列が消えていて嫌な予感。案の定締め切り。ええええ、6時から聖歌隊が歌うって地球の歩き方に書いてあったのにぃ。残念な気持ちが疲れた身体にのしかかったので、しばし芝生で休憩。しっかし、最高に晴れた空。青空に手入れされた緑や、何世紀も続く歴史ある建物が映える。靴を脱いで足を伸ばせる。昼寝できるくらい気持ちいいんですよ、奥さん。


それにしても、友人との時間はすぐに過ぎ去る。僕の電車の時間が来たのでバス停まで送ることに。正直、前回友人がマンチェスターまで来てくれたときもそうだったんだけれど、元気をもらって「がんばろう!」と思うと同時にやっぱりどこかで寂しい気持ちになる。しばし会えないのはわかっているからね。だけど、facebook などで近況を知り合える時代なので涙はまったく出ないぜよ。

バスに無事に乗る友人を見送っ駅へ。帰りは行きと違って乗り換えが必要の中、delayしていたので Birmmingam New Street 駅での乗り換え時間が短い上に、ややこしいのでダッシュ。無事に乗り換えできて、ほっとする車内の中で、ようやく筆を置くことができた。



それでは、お昼寝します。

2015年9月6日日曜日

Bye Wright Robinson hall

English Only...

Time is coming to say goodbye to Wright Robinson Hall, which I’ve stayed for two month since my new challenge started.
The first impression of the accommodation was, to be honest, so awful because it’s old and a little bit messy. I was shocked after having a view of my new residence. Plus the fact that sharing a kitchen with 14 flatmates was awkward.


And I needed to ‘educate’ some flatmates who haven’t cleaned kitchen and made the colour of table red with chilli. 
After a few weeks, however, I recognised a room in the other accommodation is like jail… And lovely flatmates made the life there fruitful. They were desirous for learning different culture and enjoyed some trouble (especially in cooking lol) Sometimes, we scorched something with a lot of smoke. You know, sometimes we were kicked out by fire alarms in night that its temperature was under 10 degrees in Celsious. 


Although we crushed with each other, our life was full of smile in general. The last day of Wright Robinson, almost all flatmates had done with moving into new one or hotel. I missed so much them. We know our masters will start and we stay here for next one year. Nevertheless, the moment made me sentimental. We didn’t cry though, haha.


From yesterday, I stayed at my friend’s house. Preparation for moving was mess. My judgement that I needed one more luggage was absolutely right. Thanks for letting me borrow his luggage beforehand. But this stay for my friend’s house is kind to just put my luggage. From 8th, travelling to Amsterdam in the Netherlands and Dusseldorf in Germany. Lucky enough because my friends introduced me to their local friends. I really look forward to seeing new people and expect this trip will open my eyes.


Seeya! 

2015年9月5日土曜日

英語コース終わり

Japanese Only...


更新できていませんでしたが、最終プレゼンの準備や打ち上げのパーティ、引越し準備などで更新できていませんでした。プラス、wifiがなく書き溜めたものをアップできず失敬。


約2ヶ月の英語コースが終わった。最後にプレゼン、エッセイを提出して、良い評価 with improvent points をいただいてホッとした。生活に慣れるという意味でも、先輩とのネットワークを作るという意味でも充実したものだったけれど、何より良かったのは素晴らしい先生とクラスメートに恵まれたこと。

ドーリンは厳しくて有名だった(になった)。やっぱりテンポは速いし、特に生活に慣れていないはじめの1ヶ月は少し忙しいなあと思うこともあった。けれど、力がついている実感がした。何よりwriting で「英語ではこうやって書くんだな」というのが感覚的に掴めたことが一番嬉しい収穫だったと思う。

ただ、日本語では行間が空いていても理解してもらえるけれど、それを埋めようと英語で書くと時々 redundant になる。この辺のバランスが難しいやねえ。これはこの一年をかけて行くしかないね。構造は大丈夫になってきたはず。聞いたり喋ったりは自分で意識的に英国人の友人を見つけて話したり、積極的に語彙や表現を増やさないと勝手には伸びないなと思った。これは日本にいても同じだね。能動的にいかにできるか。


少しずつこのブログでも英語の記事の割合を増やしていきたい。日本人の方がメインで見てくださっているかなと思うので日本語で書いた方が読んでもらえると思うのだけれど、やっぱり自分のためには英語で書くこともしていかないと。ドーリン曰く、毎日5分でも10分でも続けると、一年間で飛躍的に伸びると。継続のみ力なり。頑張ります。



フィードバックを受け取った後はクラス全員でお昼ご飯へ。美味しい中華でお腹を満たすとすぐにお別れの時間に。ドーリンと集合写真を撮り、個別に挨拶をする。クラスが終わっても、ドーリンが「連絡をとり合おうね」と声をかけてくれ、握手。ムハンマドは目が潤んでいるように見えた。2ヶ月という短い時間だったけれど、毎日過ごしたらやっぱり仲良くなる。SFCでは授業もバラバラ、住んでいるところもバラバラなのでこんな濃い関係はなかなか作れない。寂しいけど、一年一緒にいるから。また皆でパスタでも食らいながら、ゆっくり話をする機会を作っていきたい。


その後は、トルコ人のアキンがトルコ料理を作ってくれるというので、皆でお邪魔に。彼女のフラットメイトも来ていたのだけれど、素敵な夜に。トルコの伝統的な homemade ご飯を食らう。塩加減もちょうどよく美味しい。その後、ギターを弾けるやつがなんと3人もいてリズムに乗る。みんな笑顔だ。やっぱり音楽って国境を越えますね。こういう一芸があるだけで、人生豊かになるよなあ。



楽しい時間がすぐに過ぎ去り。おひらきに。また、学期がはじまっても Keep in touch しましょう!