2015年9月26日土曜日

あとは意識次第

Japanese Only...


こちらに来て思うのは、慣れない環境に愚痴をこぼすことしか出来ない人と、慣れていったり乗り越えようとする人に分かれるなということ。

例えば、こちらではあらゆるサービスが日本と比べれば良くない。 シャワールームの換気扇が回らなければ、修理が来るのは2週間以内とゆったりしているし、銀行に行けば No! の一言で色々なことが片付けられてしまう。引越しで寮関係者側のミスで違う部屋を手配され、unpacked した後に他の部屋に移れと言われた人もいた。

愚痴を上げればきりがない。本当にキリがないのである。


だけど、一つのことを愚痴っている人は次のことがあっても同じことを繰り返すだけ。何も自分で変えようとしないのである。毎度同じ話しかしない。聞く方はうんざりだ。日本人に限った話ではなく、本当にどこの国の人も変わらない。
 
留学しなければ、新しい環境へ飛び込まなければ体験しなかったであろうことに囲まれる、1年という貴重な時間。それをどう捉えるかは意識次第だ。もちろん一瞬で自身を変えることなんてほとんど不可能で、何かあるたびに自分に言い聞かせている「これは日本で経験できるだろうか?」

どうしようもできないこともたくさんあるし、慣れることしかできないこともある。だけど、新しいチャレンジだからこそ挑む意義があるのだと思う。少しでも変えようと声をあげないと、こっちでは1%だって変わらない。変えたいという意思があれば、あとは行動するだけなのに出来ない人が沢山いる。

そして、そういう人(特に日本人)は気づいてないことがあると思う。例えば、日本でそれをやると本当に煙たがられたり、時には孤立してしまう。だけど、こっちでは筋が通っているかいないかそれが大きく考慮されていると思うし、下手な英語でもしっかりロジックが通っていたら耳を傾けてもらえる。そして、自分の意見を取り入れ、動いてくれる。

相手の屈強な態度に(時として本当にでかそう。そして、British Accent によってさらに偉そうに感じるのである。笑)負けそうになるもちゃんと声を挙げるべきだと思う。こちらでは、様々な価値観が交差するので何が common sense となるかは難しい。相手には相手の言い分があり、それは理解されるべきなのだ。

それでも、どうやって自分の話を聞いてもらうか。相手の立場を尊重した上で、自分の話を切り出すのだって、一つのコミュニケション能力だ。工夫はいくらでもできる。


なんでもかんでも、自分の意見を押し通そうとするのはまちがっている。時として自分が間違っていることにも気づく。だけど、それは行動して壁にぶつかるから腑に落ちるのであって、そうでなければいつまでたっても後悔をするだろう。

こういうことを書いていて、僕はやっぱり戦いたくなってしまう性分なんだなぁ。


こないだの勉強会で、アイスブレイクをした時に「イギリスに来てから驚いたこと」を紹介してもらったら、愚痴をこぼす人と(楽しそうに)適合したり、乗り越えようとしている人から感じる温度はだいぶ違ったなと思った。



ちなみに水曜日の勉強会はこじんまりした会でしたが、ひとまず成功でした!

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