ドイツに行って気づいた3つのことをシェア。
- 日曜日はお休みの日
- キャッシュばっかり
- 英語が通じないことあり
ドイツでは、日曜日にはお店はほとんど開いていない。これは、大きな都市でも同じようで、デュッセルドルフでもそうだった。理由を現地の人に聞いてみると、宗教上の理由だからだそう。
1週間に1度は何もしない日を作る
そういう風になっているんだそう。だから、レストランなどを除いてファッションのお店もほとんど全てが閉じている状態なのだ。こういうときに、「せっかくの日曜日で稼ぎどきなのにもったいない!」 と感じる自分は、資本主義に気づかぬうちに取り憑かれているのかもしれないと感じた。
イギリスでも、日曜日はお店が始まるのも遅く閉まるもの早い。同様の問題を意識を感じていたのだけれど、イギリスの方がお店がやっているではないか!という驚きは隠せなかった。
どうやって経済が回っているんだろうとか思っちゃうわけですね。いつの間にかビジネススクールの一員になっていたのかしらん。
デュッセルドルフの中でもやっているのは、レストラン街くらい。特に日本人通りのようなところは、日本人やアジア人がお店を切り盛りしているからだろうか、止まらず料理を提供している。
こういうところに来ると、やっぱり東京ってとっても忙しく眠らない街なのだと実感する。あんなに働かなくても経済は回るのかもしれませんね。
そして、ふと立ち寄った日本人レストランや移動で電車やトラムのチケットを購入するときに気づくことがある。カードが全然使えない!これには参った。イギリスに来てからというもののカード生活に慣れていたので、ポンドからユーロにそんなに替えていなかったのです。もちろん、前にも書いた通り今でも毎日家計簿はつけているので、使いすぎていることはないですよ。
まるで日本みたいだと思いました。日本にいたときは何も考えずにキャッシュばっかり使っていたのに、もうキャッシュを持ち歩くのは本当に面倒くさいと思うようになってきた。財布重くなるし。
こっちで銀行を開くと、デビットカードが国際キャッシュカードの機能も付いているので、お金を引き出すのはできる。なんなら、何かあったときのためのドルも円も財布には入っている。だけれど、旅の終盤であったこと・キャッシュカードの手数料等がかかることを考えて、極貧生活を選択。(こういうところで、僕のケチさ加減がわかるでしょうか。笑)
というわけで、旅に帰ってきてから2kg減っているという衝撃。さらに体重減ったので、食べています。ちゃんと。新しい寮に移ってから quality of life の上がり方が半端じゃないので料理も毎日楽しくしていますよ!
そして、このキャッシュ文化がさらなる自体を招くことに。ドイツでは、電車に乗るときは基本的に券売機でチケットを購入するのですが、現金しか使えない。ということで、緑の窓口的なところに行ってカードで買う必要があるわけです。
しかしですね....このスタッフ英語が通じない!何度、「ここからあそこまでの往復のチケットが欲しい!」と言っても、"I don't understand." の一言で返してくる。こりゃ頭を悩ませました。ドイツ語は無論話せないし。
なんとか、ボディーランゲージと相手が見ているスクリーンで説明をしてようやく買えることに。。疲れた。。若い人は基本的に英語を話せるのですが、中年くらいの方はショッピング街のスタッフでも英語を話せない人が珍しくないので、少し驚きました。
ただし、こうやって書くとなんだかドイツ人が全く英語できないように聞こえますが、若い人は英語を普通に話せるのでそういう人を困ったときは捕まえましょう。日本と比べると格段に英語を使える人は多いです、格段にです。
僕の周りで日本に行ったことがある人は「日本人は英語が話せない」という認識なのですが、 ドイツ人と日本人の違いは、言葉がわからなくてもなんとか伝えようとする姿勢にあるような気がしました。
ドイツ人はわりかしストレートです。No! とか I don't understand とか無表情で平気で言ってきます。だけど、日本人は英語が伝わらない場合でも、道を案内したり携帯を取り出し時刻表を見せたりしますよね。
この姿勢によって、外国人から見た日本人は「丁寧、親切」という評価をもらっているような気がしました。これは良いことですが、ドイツよりも圧倒的に英語を使える環境でないことを思うと、そりゃ海外からの旅行者は困るよなあと思いました。
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