2015年7月19日日曜日

ウェールズへ①

Japanese Only...


先日紹介した、International Societyが提供してくれている小旅行に行ってきた。
南西はNorth Walesへ。先日までいろいろ立て込んでいたので土地について調べる予定はなかったのだけれど、素敵な旅に。


朝8:30に学校前に集合というなかでも、目をこすりながらも多くの人が笑顔だ。
バスに揺られながら、フラットメートのジェームスのクラスメート、エヴァが隣に。元気な女の子で朝からよく口が開く。綺麗な英語を話す。成り行きでこの子らと一緒に周ったのだけれど、これが翌朝(ブログを書いている今)すごいことをもたらすことに。

そんなわけで、2時間のバス移動もあっという間に過ぎる。バスが着いたかと思ったら、Conwy Castleの下へ。迫力がすごい。1277-1307に建てられたとされている建築物が残っていることに感銘を受ける。


あまりにこのツアーに参加した人が多いので混み合っているものの、少人数で動いているので窮屈さをそんなに感じない。すぐに城の頂点へ。


 あまりの景色の美しさに思わず息を飲んだ。去年の秋頃から渡英するまで、散歩する度に「空が狭い、早くここから出たいんだ」と何度も何度も思ってきた。なぜだかその思いが蘇ってきて思わず涙が出そうになった。晴れてくれた幸運も重なった。たぶん、時空を超えて異なる場所へ到着したのような錯覚になったから、そんな気持ちになったのだと思う。


お城のところどころにライトが設置されていたので、夜の時間はライトアップされるのだと思う。それは今度の楽しみとして取っておきたいと思う。

小さなお城のなのであっという間に時空を超えた時間も終わるかと思うも、すごいぞウェールズ!ブラリと城の周りを歩くとお土産やさんが。ふらりと立ち寄る。2階だてになっていて、2階はアートギャラリーだった。


こじんまりとしているけれど、絵が映えるように良く考えられている設計だなあと思う。おじいさんが筆を手に絵を描く。目の前にはPC。その画面に映る写真を見ながら筆を縦横無尽に動かしていく。



こっちでは、雨だから外で絵は描けないのかしらん、とボヤッと思う。筆を止めたご老人が話しかけてくれ、絵の説明をしてくれる。小話もそこそこに、また絵を描き始めた。
素敵な作品になりますように。


お腹が減ったのでカフェへ。まあウェールズも漏れなく物価高い!という思いを心にそっとしまって入る。せっかく旅行で来ているのだから楽しみたい。これもぶらりと入ると中にテラス席がある。

席に座ると目の前にこんな絵が。かわいいよなぁ。食べたサンドイッチはサラダもつけられていて、少し野菜不足だったので嬉しい。エヴァに日本語を教えながら、中国語を教えてもらいながらも、美味しいサンドイッチでペロリと平らげた。


そして、この地域は残り1時間。カフェをでて巡っていると、時計屋さん。入ってすぐに「カチカチ」という音で部屋が鳴り響く。何時だかわからなくなる。椅子にどかっと座ったおじいさんに「ここにあるものはすべて動くのですか?」と尋ねると「もちろん!」
 
写真でみるとわかるのですが、1600年代に作られた時計。他にも1700年代のものなどがゴロゴロ置いてある。


そうっとお値段も聞いたのだけれど、たっけぇ。まあそりゃそうですよね。こんな時代のものが世紀を超えて時を刻んでいるわけで。

おじいさんが丁寧に時計と、そして時代背景を説明してくれる。当時のビクトリア朝のときの影響でデザインが異なるなどとても興味深い話で、ぜいたくな社会見学。こちらの人はみんなフレンドリーで、ゆったりとした時間が流れ、東京では味わえない感覚。いくつもの秒針の刻む音も手伝ったと思うけれど、なんとも言えない30分だった。

旅の続きはこちらから

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