2015年8月31日月曜日

女性のほうが多いんですって、奥さん

Japanese Only


日本では、某知事が「三角関数を女子に教えて何がおかしい」などという発言をして問題になっているそうですね。一応、日本のニュースも目を通すようにしています。

日本では企業がどうやって女性が活躍するようになるのかという議論が盛んです。なぜ女性の力が叫ばれるようになったのでしょう。

OECDの調査によると、OECD加盟国の平均をみると、高等教育を受けた女性の数は1985年から徐々に上昇し、2015年に高等教育機関における女子学生の数は男性を抜いています。そして、そのトレンドは2025年になっても変わりません。男性の数の方が少ないんですよ、みなさん。

(OECDより筆者作成)

それでは、日本ではどうでしょうか。(1985年のデータはないです)1995年から段々と増えているものの、まだ男性の方が多い傾向にあります。といってもおよそ半数が女子学生ですね。

(OECDより筆者作成)

そりゃ、女性が活躍できる社会でなければ社会全体のために成りませぬ。僕の友人の中でも、多くの女性が非常に優秀で日英でのコミュニケーション能力に長けています。そして、多くが働き続けたいという意思をもっています。

こういう高等教育を受けた女性が昔と同様、結婚して止めてしまったり、家族のことが理由で職場に戻れなくなるのはもってのほか。それ以上にどうやって女性の重役が増えるかということも、ロールモデルを作ったり、女性に優しい会社作りは大切なのでしょう。

多くの女性が昇進したいかどうかは別として。それでも、やっぱりロールモデルは大切だと思うので、重役が増えることは悪いことでは少なくともないでしょう。日本では、女性向けのキャリアイベントなどが多くなってきたのでこれが上手くいくといいですね。

こういうイベントがあること自体が、女性が活躍できない社会であることの証明なのですが、そんなこと言っても前向きではないのでもっともっとやっちゃえば良いと思います。もちろん男性を混ぜて。

それにしても、このOECDのデータをみると、優秀な女性が多い社会の中で男性がどうやって勝ち抜いていくか、ということが議論される未来がもうすぐ来るのかもしれません。男性の皆さん自覚しましょう(自戒を込めて

2015年8月30日日曜日

ともきたる

Japanese Only...


昨日、友人がくると書きました。たまたまロンドンにいて時間があるというのでマンチェスターまではるばる来てくれました。こういうのが嬉しいですね。


しかし、短い滞在時間なのでどうおもてなしするか考える。仲の良い友達におすすめのレストランやカフェを聞き、そして John Rylands Library に連れて行くことをメインに決めた。

図書館?と思われたかもしれないけれど、BBCから The University of Manchester が所有するこの図書館は、世界で最も美しい10の図書館に選ばれているんですよ。(とか言いつつにこの時初めていきました

伝えられた到着時間ぴったりに友人が着く。すぐに見つけられて、そのままランチへ。Deansgateにあるスパニッシュのレストランへ。ここが本当に正解だった。「ロンドンでもハズレのお店はたくさんあるけど、ここは全部美味しいね」と友人も首を縦に振りつつ、もぐもぐ。

そして、仕事のことや留学のこと、お互いの近況を交換する。ともにプロジェクトで苦しんだ仲。あの時おそらく一番頻繁にやりとりをするポジションで仕事をしていたので、お互いのことは良くわかっている。だからこそ、彼女の将来が本当に輝くものであってほしい。辛いことあったら相談してね。愚痴もいつでも聞くよ。


話足りる訳もなくカフェへ。ここも友達に教えてもらったところ。綺麗とはお世辞にも言えないけれど、コーヒーやケーキの味はなかなかいい。チョコも甘すぎない。ここもマンチェスターにしては当たり。友達に感謝しなきゃな。

お腹を満たしたあたりで、図書館へ。息を飲んだ。写真は調べればたくさんでてくるので、ここには載せませんがマンチェスターに来たら絶対に行くべきですね。友人がこなかったら訪れなかったかもしれない。ありがとう。

ちなみに、ここのおみやげ屋さんで売っていた日本の愛に関する俳句の本がめちゃくちゃ面白かった。本気で買おうかと思いつつ、俺の部屋を訪れた友人がみたら絶対にヒクのでやめておきました。笑


時間が近づいてきたので、川沿いを歩きながら将来の話をする。ここの Pub に連れて行ってあげたかったなぁ。おみやげの IPA Beer を駅で買って渡して、お別れ。不思議とさみしくない。また会えるし、会う時までにお互いまた進捗があるのがわかっているからかな。

短い時間のなか不慣れな案内で申し訳なかったけれど、笑顔に溢れた素晴らしい時間でした。ありがとう!

サッカーの街

Japanese Only...

一昨日、先輩の方から「土曜のシティの試合のチケット買えるよ!」と聞いて、昨日すぐに Student Union に行きチケットを手にいれた。対戦相手は Watford というクラブで、聞いたことはなかったけれど迷わず購入。

試合をみたがっていたドイツ人のカロも空いているということで一緒に行くことに。ちなみに1枚£31でした。Manchester United の試合は一試合£150してもおかしくないので、割安。

天気がもつよう、そしてスタメンがベストメンバーでいてくれることを願ってトラムに乗った。着いてすぐに Manchester City ホームカラーの水色が青空によく映える。グッズ売り場には人が満杯。ところどころ日本人もいるのが分かる。普段は学校で見ないけれど、この街には人がけっこういるんですね。


グッズ売り場では応援歌がまとめられた本が売られていたり赤ちゃん用のソックスを含めたユニフォームセットが売っていたりとそれだけでもかなり楽しい。おじいさんもおばさんも関係なく皆さんユニフォームを手にとっては身体に合わせ自分への一枚を探していた。


外をいろいろ回っていると、選手がバスから入っていく姿がモニターに映る。それを見届け、1分くらい歩いたら選手が入っていったゲートが。。「スタメンがわからないのでアグエロとかみたかった」とショックでした...。

スタジアム外ではバンドマンが演奏したりして賑やか。そのステージで、ファンの中から選ばれた3人がクイズをしている。選手の名前のアルファベットが並び替えられていて、名前を当てるというもの。僕の隣にいた髪の色の抜けたおばさんが、問題を見た瞬間にバンバン答えていて、「ずっと City のファンなんですか?」と尋ねると「そうよ!」と笑顔で答えてくれた。

手荷物検査も何もなく(おいおいいいのか?)、ゲートを潜って席へ。グラウンドが異様に近い。そして席がすごい角度になっている。「あぁこれだからお客さんが入るんだ」ぽつりと呟いてしまっていた。日本のスタジアムの多くはサッカー専用じゃないので、遠い。これだけ近いとアップでも迫力の違いがわかる。


スタメンが発表されるときには来場した53,000人全員が総立ち。ちゃんとヤヤ・トゥーレやアグエロもスタメンに名を連ねる。興奮。カウントダウンが終わりに近づき、いよいよキックオフ。ちなみにこちらの人は基本的に座ったまま観戦します。


それにしても迫力がまったく違う。競り合いのときにボールを奪い合う鈍い音が聞こえる。そして、ゴールの決まりそうなおしい場面ではファンの期待でぞわぞわぞわぞわという感覚でスタジアムが包まれる。

はじまってすぐに気づくのだけれど、サッカーの素人ではわからないような何げない縦パスや、身体を投げ出してのボール奪取に温かい拍手が送られ、それだけで、ファンの人がサッカーをよくわかっていることが明瞭。そういう中に囲まれていることにとても感銘して、涙が出そうになった。

そんなことを思ううちにシティペースで試合は進むものの Watford は良く耐えている。前半の45分はすぐに流れる。

そして、後半戦。早々、スターリングが素晴らしいボレーで先制点を決める。そして10分後にフェルナンジーニョが鋭いシュートをサイドネットにぶち込んだ。座っていた全員が総立ちになって拍手で讃える。その後、Watford もチャンスを作るもののゴールが遠い。そして、シティが大人なサッカーでうまく時間を使ってゲーム終了。


こっちに来て初めてサッカーを生で観たけれど、この街を選んで良かったと心の底から感じる。「好きなことを触れられる街」そんなことが最終的にマンチェスターを選ぶのに背中を押した。本来であれば不純な動機かも。でも、こんなに興奮しそして涙が出そうなほど感動する瞬間がすぐ側にあるというのは、自分の心を満たしてくれる。人生を確実に豊かにしてくれると思う。本当に英国、マンチェスターでよかった。

まだ1年ある。エティハドスタジアム、そして Old Trraford に何度も足を運ぼうと心に誓った。

試合の結果はこちらから
(※勉強はしていますから!)

2015年8月28日金曜日

6kgダウン

Japanese Only...


昨日、こちらを離れる日本人のかたの家に行き食料などいろいろなものを頂いてきた。
食料がメインなのだけれど、こっちで買ったらとんでもない額になる量を頂いてしまった。ありがたや。

 というか、カレーとか買いすぎでは?笑

写真に写ってないものもたくさんあるのだけれど、これくらいあれば、1年生きていける気がしてならない。やったね。だけど、来週引っ越しなので皆さんに少し減らさないともっていくのが大変なので、今度、みんなを呼んでカレーパーティーをしようと思います!


食材のことを書いているけれど、実は今回もらったなかで一番ありがたかったのは、体重計。こっちにきてもうすぐ2ヶ月経つのだけれど、全く体重管理をしていなかったのでドキドキしていた。4月くらいから走り始めて、毎日体重管理をしていた。人間とは面白いもので乗り始めるだけで痩せる。正確に言うと、のっていると食べる量の管理をしなきゃとか走らなきゃというプレッシャーに襲われるので、痩せていく。

こっちに来るまでで4kg減していた。そして、体重計にのったところ衝撃の数字が出た。日本を発つ前よりもさらに6kg減していたのである。。これはさすがに痩せすぎ、俺。(ちゃんとご飯は食べていますが、量は減ったかも。)


そりゃ風邪とか引きそうだよね。ちゃんと体調管理しなきゃ。頂いた食材でもっとご飯食べます。
今日は、友人が超短期滞在なのですが、遊びに来るのでいいご飯(めっちゃ久々)に食べてきます!

2015年8月26日水曜日

BBC iPlayer

Japanese Only...


BBC iPlayer はBBCでやられたドラマなどを視聴できるサイト。たぶん、視聴できる期間などが決められていると思うのだけれど、これがすこぶる良い。英語字幕もつけられるので、?という部分はそれで確認ができる。最近はほとんどいらないのだけれど。

日本の皆さんはふつうには視聴できない可能性があるので、どうしても興味ある場合はVPNなどを使ってイギリスのIPアドレス経由で視聴してみてください。すみません。(やり方はググりましょう。僕はやったことがないので分からないのですが、もしググる過程で視聴方法が違法っぽかったらトライしないでくださいね。責任は取れません。)


特に面白いのを二つ紹介。

1. Rick Stein: From Venice to Istanbul 
2. Are our kids tough enough? Chinese school

1つめは、タイトル通りベネチアからイスタンブールにかけて旅をする中、Mr. Stein が現地の食べ物のレポートをしたり、特産などを使って料理を紹介するといった番組なのですが、これが面白い。

BBCの料理番組、そして料理本は日本のと違ってビジュアルが良いので、本当に楽しくみられます。そして、お腹が減ります。
自分がイギリスにいる間にここで紹介されている料理を食べたいものです。


2つめは、イギリスの学校で中国式のスパルタ授業スタイルが通用するかというものです。こちらはまだ見始めたばかりですが、西洋式の教育とアジアの教育は全く違うんだなあというのがよくわかります。

たぶん、逆に日本で西洋式の教育スタイルをやっても上手くいかないのかもな、という感じがしてきました。日本も今は教育改革が叫ばれているけれど。やっぱり文化に合わせるのは容易でないのですね。

ちなみに僕はこれにプラスしてサッカーの解説番組を見ています。それにしても、 BBCの番組はよくできてますね。撮り方しかり、構成しかり。食事の合間に観るのにちょうどいいです。

2015年8月25日火曜日

のど飴

Japanese Only...


ついに、ノド痛が悪化し咳もで始めたので、こっちののど飴を入手。Strepsilsという商品で、イギリスのスーパーなどではどこでも手に入る。


日本でいう、ヴィックスみたいなものだと思っていただけたらよろしいかと。一応、処方箋なしで手に入る薬ですね。日本のように美味しいのど飴はこちらにはない様子。梅味とか懐かしや。でも、これにも味はいろいろあって、レモンとかあるそう。僕がいったところにはミント味しかなくこれを選ぶことに。効きますように。


中身はこんな感じ。一粒舐めたら、2-3時間空けてから次の一粒へ。一日12個までとなっている。咳で夜が辛くても舐めていいのね。(まあそこまでひどくはないです)効果はまだわからず。


しかし、こっちにきて未だに天候になれていないのかなあ。乾燥しているのもあるけれど、1日雨が降ったり止んだりというのが。レインコートや折り畳み傘を常備して利用しているのだけれど、それでも気温差だったりにやられているのだと思う。

日本にいる時は滅多に風邪を引くことはなかったので、やっぱり気候の差が大きいように思う。日本人の知り合いの方がたまたま、「肉じゃが(余ったから? )いる?」とメッセを下さったので、涙して明日受け取りに行きます。こんなタイミングにありがたや。涙

はやく良くなりますように。

2015年8月24日月曜日

多様性社会の中で生きる上で大事なこと③


Japanese Only...

以前から引き続き書いていたことの最終回。

これまでの投稿はこちらから。
多様性社会の中で生きる上で大事なこと①
多様性社会の中で生きる上で大事なこと②




こないだの金曜日、授業が始まる前に先生が一枚の紙を配った。




写真を見てもらえば良いのですが、一応こんなことが書いてありました。


As a Business & Management Masters student, you will be working with people in English but it is likely that it isn't their first language either. It is important to be patient, to be politically correct, and take into account cultural differences in a multicultural environment. Do not make comments about other cultures or their accents - it will lose you business and possibly your job! Make friends, not enemies.


先生は、話している間、僕自身がこういう言葉を受けたと名指しすることはなかった。そういうことをしなくても、書いてしまった人は気付くだろうということもあるし、何より僕に配慮してくれたんだと思う。ありがたい。


僕も、ああいう発言を受けて怒り狂うほどナイーブではありたくない。こういう発言はどこに行ってもあると思う、残念ながら。多様性のあるイギリスですら、差別はまだまだある訳のが実情な訳で。だけど、今回の発言は、冷静捉えても真っ当なフィードバックではないことはわかるし、好ましくないのも明らか。


でも、僕も含め多くの日本人は気づかないうちに差別的な発言や表現をする可能性があることを忘れてはならない。やっぱり、いろいろなバックグラウンドの人に囲まれて生きる経験が圧倒的に足りないから。

このことを話したこちらの日本人の中でも、何が問題なのかわかってない人もいて正直かなり残念だった。第二言語とはいえ、訳の分からない話をするほど英語が下手ではない状況の中ですし。冷静に、日本語で大阪弁の人のアクセントの指摘をしていたらおかしいでしょという訳で。


例えば、1年くらい前にANAがやってしまったのもそう。あれだけの大企業で海外と日本を繋ぐ大事な仕事をしている会社でも。無知だからやっちゃうんだと思うんです。だけど、無知だからでは済まされないですよね。(知らない方は、Japan Times の記事をどうぞ)



話を戻すが、こうやって先生が問題を共有してくれたことを本当にありがたく思うし、僕自身も学びになりました。僕にフィードバックをした人が気づき、行動変容をしてくれることを心の底から祈ります。

2015年8月23日日曜日

Hill hill on the hill!!

Japanese Only...


こっちにきて喉をやられるのは2回目。そして、今回の方がダメージが大きいわけだが、まあ熱があるわけではないし何とかなるだろうと、ヨークシャーティーに生姜を入れたものをアホみたく飲んでいる。1パックあたり3円以下なので、もったいないという感覚はなし。とにかく、殺菌効果に期待。


今日は、今週の水曜のレクチャーがあまりに面白かったのでそのことについて。
授業は、イギリスの地名の由来についてというなんともマニアックな授業なわけだが、今まででベストの講義だったと思う。



イギリスに来る前まで、正直に申し上げると産業革命が起きたことくらいしか目立った歴史の知識を持ち合わせていなかった僕ですが、こういう地名などを絡めてもらえると、興味をもって聞けるわけです。(スクショでアイルランドが切れたのに、悪意はまったくないのであしからず)

1つの地名は、いくつかの構成要素によってできています。例えば、北イングランドにある、Cheswick。


Ches と wick に分けることができる。前者は、何が由来か分かりますでしょうか?食べ物というヒントを与えると、Cheese が思い浮かぶかもしれません。その通り。

それでは、wick はどうでしょう?これは難しいので先に答えを言いますが、a specialized farm という意味だそうです。そう、Cheswick はもともとチーズを生産している地域として有名で、そういう名前になったとか。


地名の由来はさらに2つに分類できる。
  • Tapographic  -これは地の光景や、環境のこと
  • Habitative - これはそこに住む人の習慣や生活のこと
ということで、Cheswick は Habitative な地名に分類されます。

それでは、我がManchesterはどうか? Chester is like a city or a fortification。Man は元々、mamm という古いウェールズの言葉から来ていて、意味は a breast だそうです。簡単に言うと丘?ですかね。

ということで、Manchester = a place at a shaped hill という感じです。サッカーはまるで関係ありません。


ちなみに、授業で爆笑した地名が、Breedon on the hill という Leicester からほど近い場所。


(http://www.geograph.org.uk/photo/2315536)

Breedon on the hill は3つに分解できます。
  • bree - もともとは bre という昔の言葉で「丘」
  • don -もともとは den という言葉で「丘」
  • on the hill - 言わずもがな「丘」
ということで、Breedon on the hill は Hill hill on the hill 「丘の上の丘!丘!」という意味なんです。名前つけるときに、もっと何かあっただろ...笑

これから、僕も旅行に出かけるときは、さっと地名の由来を調べてから出発をしようと思わせてくれた授業でした。

2015年8月22日土曜日

「すみません」と「ありがとう」

Japanese Only...


こっちにきてすぐに、日本人の僕は Thank you と言うべきところで Sorry と言ってしまっていると気づく。たぶん、向こうからすると「なぜ謝るのだろう?」そう思っていたかもしれない。


日本語でいう、「すみません」は3つの意味を持っているからだと思う。
  • Sorry 
  • Thank you 
  • Excuse me 
だから、反射的にそう返していたのかもしれない。そういう風に思って、徐々に意識的に Thank you と返すようにして2ヶ月近く経った。それで、ようやく無意識にも Sorry と言わないようになってきたと思う。


そんなことを感じながら、こないだ年上の日本人の人にあって、日本語だったら「すみません」というところを「ありがとうございます」と言っている自分に気づいて思わず笑ってしまった。

例えば、年上の方に相談にのってもらうだけでなく、コーヒーをご馳走になったとき、「すみません(=ありがとうございます)」と言う人はけっこう多いのではないかと思う。

ちょうど自分もそんなシチュエーションだったのだけれど、「ありがとうございます」と言っている自分に、だいぶこっちに適応してきたなあとしみじみ。しかし、それと同時に、日本で同じこと言うとどうなんだろうなぁと思った。ここにいる日本人は良い意味で少し変わっている人が多いし、彼ら彼女らも同じ土地で生活しているから、「ありがとうございます」と言っても問題ないんだろうと思う。


日本に戻っても問題ないと思うけれど、やっぱり日本だと「すみません」という言葉に自分を下手に出すようなことってどうしてもあると思う。考えすぎかしらん。

日本語ってそういうところも含めて日本語なので、難しいなあと本当に思う。海外の友達に、「Excuse me には3つ意味があるんだよ」とか言っても ? って顔をみんなしているからね。

結果、「相手による」が全てかもしれないけれど、 でもやっぱりときどき窮屈だなぁと感じますね。

2015年8月19日水曜日

Photo skill

English Only...

Since 2013, I have taken many many pictures. But, almost all are not people but scenery.
I'm not professional, but have fun because when I bring a camera, I can be captured by lovely or moving moment.

Like below one. This is a view from my room. While I was studying, I just have a look at the sky. Then, the beautiful sunset caught my heart and recharged my battery for the next day.


And this. I just stepped into a building of the University of Manchester, and glasses were arranged on a table. If I had been not with my camera, I would not have noticed the amazing view from between the lines of glasses. That's why I love shooting photos.


But, recently I've just started taking photos of people. The clue was to join Japanese gathering last Saturday. new Japanese students participated in to connect with each other. To make memories, as a host, I shot some pics. It was very difficult to cut a beautiful moment in the party. I thought "don't move!" again and again, haha. Improving my camera skill is a kind of next challenge for me in Manchester. Well it's not the first priority though. I know!


By the way, I don't think that building a relationship with Japanese students is negative because even after we leave this city, we could easily keep in touch and see each other. Plus, the powerful network can be succession to next generations. When we look at the long term, it will be very powerful. Well, since all Japanese students know why they are, we don't hang out with each other everyday.

2015年8月18日火曜日

多様性社会の中で生きる上で大事なこと②

Japanese Only...


こないだの記事で、プレゼンのフィードバックで非常に不愉快なことがあったと書きました。詳細を改めて書くと非常に悲しくなるので書きません。リンク記事を参照してください。

ただ、今回少し本件についてアップデイトがあるので簡単に。以前、他の学生からアクセントについてのフィードバックをもらったと書きました。それで、他のグループメイトがフィードバック用紙を持っていたので送ってもらったところ、1つは以前の投稿の通り僕のナショナリティを絡めたアクセントのことついての言及。もう一つは、ナショナリティについては言及していないものの、アクセントについての言及。


それで、フィードバック用紙をちゃんとみたところ、他のグループメイトに対してはアクセントの指摘はなし。これはけっこう驚くべきこと。
なぜなら、僕の英語よりもグループメイトの英語の方が、その国のアクセントがより強く含まれているから。僕がされるなら他のグループメイトにしても全くおかしくないのに。でも、他のグループメイトにも同じく嫌な経験をしてもらわなくて、済んで良かったというべきか。

にしても、個人的に何か悪いことしたのかな。だとしたら謝るけどさ。


なんで俺だけやねんとさらに不快になったのだけれど、このフィードバック用紙を写メって、「実フィードバックはこんな感じ」とジュリーに送った。彼女に話しに行ったときに僕は実際のフィードバック用紙をもっていなかったので。


そうしたら、彼女から「生徒たちに話す前に、この話を私のボスにも共有させてもらえるかしら」ときた。僕もとても不快な思いをしたけど、もう過ぎたことでもういいやと思っていた。だけれど、この返信をもらったときに、「これは当事者の僕が思っていたより深刻なことなのかも」とドキッとした。


ということで、今度の金曜にどうなるか、またリポートします。


これはイギリスという様々な人種の人が生きる社会で、またこれから多様性のある世界の中で生きていく上で、とても重要な教訓や示唆が含まれていると思うので、僕自身も勉強したいし、このブログの読者の方にも informative なものになると感じるので、この一連のことはシェアします。

つづきはこちらから

2015年8月17日月曜日

女の子の顔

Japanese Only...


今日は全くマンチェスターでの出来事とは関係ないこと。facebookでとあるカップルの顔をみたり、実際に会ったりしたときにふと思った。


どうして、女性は「女の子」の顔になるのだろう


その人に彼氏がいるかどうかはわからない状態でも、彼との写真をみたり実際に会えばだいたいわかる。あ、隣に写っている人は彼なのだと。

「女の子」の表情になるんですよね。これは、この表現以外当てはまらないと思う。
普段シャイで物静かな人でもそう。日本人でなくてもそう。この現象?はとっても不思議。



さらに、カップルの両性を比べてみるとカップルの性格や写真を撮っている人たちとカップルの関係がわかる。

カップルで会うときでも心を許せる人が写真を撮ると、男性は隣の女性と付き合っていることを誇らしく思っている顔、女性は彼に甘えるような顔。

見知らぬ人に写真をお願いしたときは、男性も、女性も少し恥ずかしそうに、でも顔は強張らない。愛がそうさせるんだろうなあ。一つ言えるのはそういう写真をみたりカップルに出会ったときはとても暖かい気持ちに包まれるものです。

純粋に、いいなぁって。そういう出会いに恵まれるといいなぁと。そんなことをふと思う夜なのでした。たぶん、「彼女できないの?」と留学同期の方にけしかけられたからかな。酔ってません、シラフです。

ちゃんちゃん。

2015年8月14日金曜日

多様性社会の中で生きる上で大事なこと①

Japanese Only...


※タイトル変更しました。

今日、本当に嫌なことがあった。まあ、これも留学をしないと経験できなかったことだけれど、あまりに失礼なコメントを受け取って悲しくなった。

今日、クラス内でグループプレゼンテーションがあった。金曜日のクラスは同じ専攻の人とのため、プレゼンはビジネスについて。新しいビジネスを考えて発表するというもの。ミニサーベイもしてイギリスの文化も知られるいい経験になったなあ、と思っていた。


そして、今日が本番。自分の担当分の準備をして臨んだ。以前書いたけれど、はじめ一ヶ月経ってすぐの頃は「話せないなぁ、なんでかな」という気持ちになっていました。だけれど、あれ以来その状態はけっこう良くなってきていて、今日のプレゼンは全然不安に感じることなくできたなあと思ってた。

まあ課題は多くありますが。先生からのフィードバックも良いものをもらっていたので、ホッとしていた。問題はその後。他の生徒からのフィードバックももらえるのだけど、そのときに起きた。

匿名のフィードバックなので誰が書いたかわからない。けれど、ある一人のコメントに以下のようなことが書いてあった。


As a Japanese, you have accent.....(以下略します)


僕がクリアな発音をしていなかったり、イントネーションが悪かったりしたのなら、発音のことの指摘があっても仕方ないし、ありがたい。言葉に詰まっていたとかも含め。だけれど、実際はそんなことなかったと思う。一応、発音だけは悪くないと自覚しているので。

だけど、それにしても As a Japanese とフィードバックで書かれていたのにはさすがに頭にきて思わず沸点にいきそうになってしまった。Accentがあるのは自然だし、なんならイギリス、アメリカ、カナダやオーストラリアなどだって英語を母国語としつつAccentは全然違う。細かく見ればイギリス内でも大きく違う。


その場は、ここでキレたらまずいなと思って我慢した。授業後、金曜クラス担当のジュリーに聞きに行った


僕「今日のプレゼンで何かスピーキングに問題がありましたか?」

ジュリー「いや、全く問題なかったし、フィードバックにもそういう指摘を私していなかったでしょ?どうしたの?」

僕「もらったフィードバックの中に発音のことでこういう風に書かれていたんだ。それで質問した。正直、もらった瞬間キレそうだった。」

ジュリー「それはあまりにも失礼なコメントだわ。あなたが、shout out してもおかしくないくらいにね。英語を話す人は全員、違うアクセントをもっていて、一つの国のアクセントについて、そういうコメントをしてしまうということは、その人はインターナショナルな場でビジネスをする資格がないね。来週の授業できちんと全員に伝えるね、こういう発言をしてしまうということは本当に危険だと。私は、クリアじゃない発音をした生徒に対してはきちんとフィードバックをしているし、あなたは流暢に喋っていたので安心して」


ジュリーにそう言われて気持ちが落ち着いて、理解してもらえてありがたいと思った。僕が気分が悪くなったのは別におかしいことではなく、自然な反応なんだなとわかったこともとても大切な教訓だった。


日本で耳にする"Broken English"でも構わないという意見については少し懐疑的だ。それなりの内容をきちんと英語で議論したり伝えたりするにはスキルが必要だ。やっぱり発音がクリアだったりイントネーションがしっかりしていれば、より聞き取りやすいのは当然だし、英語の構成で文法的に正しく書けば、真意がきちんと伝わるのは間違いない。思いがあれば伝わるというけれど、伝えるには最低レベルの英語のスキルは必要だと思う。


だけれど、やっぱりアクセントがあるのは正直当たり前で別にそれは何もおかしいことじゃない。日本にいたって、関西弁があり東北の訛りがあり、様々なアクセントがあるわけで。今回されたのは、日本語で日本人にプレゼンして、「関西弁がちょっと」と言われたようなもんだと思った。

英語は母国じゃないしまだまだ磨く必要があることは認識している。けれど、今回は先生も「きちんと伝わっていたよ」と言ってくれていて、他の生徒からも別に意味が伝わらないとかそういうフィードバックはなかったなかで、はじめに書いたようなフィードバックをもらったのは許せなかった。一人の人として。ふう、にしてもその場でキレなかった自分を褒めてこの話は終わりにしておこう。

つづきはこちらから

2015年8月13日木曜日

イギリスにおける携帯事情②

Japanese Only...


以前こちらでの携帯事情を書いたのだけれど、giffgaffを使い始めてから一ヶ月経とうとしている。昨日、giffgaffからあるメールが届いたので紹介しておきたい。

まずは、giffgaffの料金体系。giffgaffは一ヶ月ごとに(プリペイドの)料金体系を変えることができる。下に料金体系を載せるのだけれど、ともにgiffgaffのサイトから抜粋。例えば、以下のリストは3G回線の料金一覧。



4G回線の料金一覧はこちら。


例えば、4Gの£18 電話がUKで1,000分、SMSは制限なし、通信料は5GBまで使え、giffgaffユーザーに電話をするときは無料となる。これで1ヶ月分。他のオプションも一ヶ月間のものです。


それで、giffgaffを使い始めて一ヶ月経とうとしているのだけれど、メールが届いた。その中に、この一ヶ月で僕がどれくらい携帯を使ったのか書いてある。ちなみに料金体系は3Gの£5のものにしている。

giffgaffのいいところは毎月料金を変更できること。やっぱり、はじめに「それは便利だ!」と思ったのだけれど、ちゃんとこういうメールが届けてくれるので、より自分にあったプランを選べて◯


下の写真をみてみると、マジで携帯使ってないですねえ。家計に優しい2台持ち。うん、UKの携帯は充電も3,4日でいいですし、エコ。難点は常に2台もたないとあかんところくらいです、はい。


日本からのSIM(もちろん!)ロックの携帯をwifiにつなぐことで、SNSやメールでのやり取りはできるので何一つ困っていない。強いて言えば、待ち合わせをしているときに友人に電話をかけたりとか、そういうことが基本的に多い。

だけれど、SNSでもお互い繋がっているので別にLINEやFacebookで事足りるのである。


そんなわけで、来月のパッケージも一番安い物を選ぼうと思う。

English and Japanese

English Only...

Last week, I posted an article about our classmates had an assignment to write a summary about Korean airplane accident. Today, my pair worked on reviewing 6 summaries by other pairs.

I think that while I was correcting mistakes and illogical sentences, I was so critical (and strict lol). 
Although my previous writings had many many many many mistake and illogical,  after all the work, I recognized how to write an essay and make a structure with correct grammar and collocation.

At the same time, I knew why many native speakers are more critical than Japanese. It is because English does not accept ambiguity that is acceptable in Japanese. How convenient Japanese is, haha

But, if you want to tell some message, you can more clearly tell what you want to say with English language. A great deal of people think that English is more direct than Japanese. But, I am not sure that this understanding of the difference between English and Japanese is correct.

Even when I speak English, for instance, I don't say "I dislike it," after I eat something that my friend cooked. British English is tentative language. I don't know how tentative American English is. Tutors often says "would you mind moving on to another seat?" or "are you happy with working on this assignment" something like that. (Maybe, people, who say English is more direct than Japanese, have small English skills...)

Now, I can tell the difference. It is whether we should write without ambiguity or not.

Anyway, the task was very very helpful to improve my writing skill and critical thinking. Tired but work on next task now!

2015年8月12日水曜日

原発の話をイギリスでも

Japanese Only...


今日はクラスメートのティナから嬉しいメールをもらった。今日はそのことをどうしても書きたい。
先日、韓国の航空会社のフライトでの事故のビデオをみたと書きました。

昨日、授業でこの事故の概要などをシェアしているときに、先生のドーリンから「福島原発事故の原因も文化的なところがあるんじゃないの?」 ということで、以前制作に携わった、ビデオをシェアすることにした。


 6本あるビデオのうち見せたのは、当時「原発の中で何が起こっていたの?」と動画(もちろん見せたのは英語バーション)。簡単に素人でも理解できるように、作りました。


そして、これが好評だったのでドーリンから、是非他の動画もみんなにシェアしてほしいと言われた。それだけでも嬉しかったのだけれど、今朝起きるとティナからメールが来ていた。

メールの一部を紹介したい(本人の了承済み)。


ーーーーーー 
ビデオを見る前は、原発のことは専門的で難しく理解できるだろうかと思ったが、素人の私でも十分に理解できた。本当によくできているね!
私の国でも、地震がよく起きるため、3.11の後に新たな原子力発電所を建てるか議論になったの。多くの国民が、反対でデモも起きるくらい激しい議論をしていたの。
 ーーーーーー


実はメールはもっと長くて、最後に「短く感想を書こうと思ったのに、気づいたらとっても長く書いてしまっていたわ。でも、本当にシェアしてくれてありがとう!」
 
このメールをもらったときに、制作に関わったのは2013年ともう2年前だけれど、あのときに目標にした「わかりやすい動画つくろう」ということを、外国人相手でも達成できたと思って嬉しかった。それに、クラスに着くと何人もが「動画、よかったよ!」と言ってくれて、制作に関われたことを誇りに思った。

まだ、みていない人もリンクから6本すべての動画がみられるので観てみて下さい。全部みても15分程度ですので、是非!

2015年8月11日火曜日

マンチェスターはやっぱりサッカーの街

Japanese Only...

この前友人たちとバーに行った時に、「イギリスないしはマンチェスターだなー」と感じる場面に遭遇。

バーに入ると、たまたまアーセナルとチェルシーの試合がバーにあるテレビで流れていた。
バーにいるほとんどすべての人が下の写真のようにテレビに釘付け。


この光景を見た時に、なんだか嬉しくなった。それにしてもすごいよね、このサッカー熱。この場面は一人残らずみんなテレビに食いついているわけで。男性が多いけれど、ユニフォームを着て観戦している人もやっぱりいました。お供はもちろんビール。


やっぱり絶対に公式戦を観に行こう。それをしなかったらマンチェスターに来た意味ないよな。なにせ Manchester United と Manchester F.C . というイギリスとりわけヨーロッパを代表するクラブがふたつもあるのだから。

今日は短め。さーて、近くにチケット取って勉強がんばるぞー!

2015年8月10日月曜日

渦の中心に

Japanese Only...

今日は少し熱く書いてみたいと思う。

大学時代、僕は本当に本当に人に恵まれていた。そして、その人たちから人生を生きる上で大切な言葉をかけてもらってきた。10代から20代の前半でそういう人たちに囲まれ、そして関係を築けたことは、人生の宝物だと思う。


時は、2011年秋。黒川清さんの授業を受ける機会を得た僕は、そこで毎週現れる素晴らしいゲストスピーカーの話を聞き質問をしまくるなかで、SFCという環境への感謝が生まれると同時に、その場に教室にこない学生の多さに愕然とし、「なぜこんなにもったいないことができるのか」と、なんとも言えないもの寂しさを覚えた。

 SFCの外に出てみたい

その思いがふつふつと湧いてきた同年冬。当時、利用していたTwitterで偶然、慶應をやめて海外の大学へ編入した人のアカウントを見つけフォローした。なぜかは分からない。気づいたら、その人も僕のアカウントをフォローしてくれていた。



その瞬間に、思わずキーボードを叩いている自分がいた。「一度話を聞かせて欲しい」

すぐにその人から返信が来て、Skypeをすることに。海外の地で、猛烈に勉強し学ぶ喜びを噛み締めているキラキラした同世代がいることに感動した。

「1週間でも良いから泊まらせてもらえませんか」

ためらいながらもそう伝える。たぶん、本当に僕が来るなんて思ってなかったのだと思う。その人は、「良いよ」と返事をしてくれた。


授業が終わって一息ついた春休み。初めての成田、国際線。そう僕は20歳ではじめてパスポートを握りしめて海外に発った。乗り換えのLA。間違えないように、何度も何度も拙い英語で同じ質問をした。

そして、無事に飛行機を乗り継いでようやく着いた空港から、電車に乗って、ようやくその人が待つ校内へ。笑顔で迎えてくれた彼は、「本当に来たんだね」と言って、本当に多くの人を僕に紹介してくれた。Twitterがきっかけの初めての海外旅行、しかもそれが大学という僕を、みんな面白がって仲良くしてくれた。共にサッカーをし、食事を食べ、語らう。

授業に潜らせてもらったり、猛烈に勉強し眠いまぶたを擦り朝一の授業へ向かう彼の背中を見たりして、僕の価値観は大きく変わった。この環境を素晴らしいと思うと同時に、多くの素晴らしい講師や刺激的な生徒のいるSFCで、自分ができることは沢山あるかもしれない、そう思った。
 
その彼に笑顔で、そしてなぜか涙が流れつつ、帰りの便が待つ空港へ向かう電車に乗った。そこで、コートを彼の寮に忘れたことに気づく(笑)。感動の別れのはずだったのに。だけれど、このコートが、彼が帰国時にもう一度会う機会を作ってくれた。


日本に帰ってから、カンファレンスの運営をし、原発に関連したプロジェクトに関わる機会を得た。大人の方に猛烈に怒られたり(僕がいけない)、とんでもない赤字になるかもしれないというギリギリを過ごす経験を得た。そういう経験を通じて、多くの素敵な仲間とメンターと出会い、関係を築いてきた。もちろん、初めて赴いた海外の地で出会った素晴らしい友人たちともSNSを通じて、その場限りじゃない関係になった。

みんな、兎に角まっすぐだ。若い20代だけだから?違う。50歳を超える人たちも、本当に真摯に信念をもって、悩んで、それでも前向きに生きている姿を見せ続けてくれている。僕の一生のメンターだと勝手に思っている。

初めての渡米を許してくれた彼が、僕を素晴らしい人の渦へ取り入れてくれたんだと思っている。


朝起きると涙が止まらない状態が続いた、2014年の初夏。こんな状態が一ヶ月くらい続いた。はんぶん鬱のような状態だったかもしれない。だけど、この時、周りにいる人たちのおかげで立ち直ることができた。多くの励ましがあった。そんなときに、メンターの方からかけてもらった言葉がある。


恵まれずにいる人も社会にはたくさんいる。だから、恵まれていると思う人には、必死に生きる義務がある。


 その言葉を言われた瞬間に心が震えた。「何してるんだろう」と、もう一回立ち直るきっかけになった。


そして、多くの友人のサポートをがあって、もう一度空を渡る機会を得る。自分の居心地のいい場所を出た、今。日本人の僕はとんでもないマイノリティ。だけど、一人の人としてどこまでできるか。日本人も外国人も関係なく、今度は僕が幸せな渦の中心となり周りを巻き込む番になりたい。おこがましいかもしれないけれど、そう心の底から思う。強くそして誰よりもまっすぐ生きていきたい。

2015年8月8日土曜日

Powerful teamwork

English Only...

This Wednesday, our tutor gave us one assignment, which is writing a summary about a movie with each pair. I was so impressed how powerful team work is through this experience. We were required to use all the items, which we have studied, such as classifying, comparison, cause&effect, and 3rd conditional. For the first time, the pair task had seemed like boring, but it didn't.


Overview of the movie
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A movie, which we watched was about Airplane Accident due to cultural issues. A Korean flight, heading to Milano from UK, crushed. Unfortunately, there was no survivor, and an investigation committee took the responsibility to find out the cause and the solution of this saddest accident.

They found that one of Attitude Director Indicators, known as ADI, was broken. the broken was in front of pilot although there were three ADI in the cockpit. However, at the same time, the committee doubted that why other crews, co-pilot and an engineer in the cockpit, didn't notice the technological accident or handle the aircraft in stead of the pilot.

This is the key point of this airplane accident. The reason is because the Korean strong hierarchy made the other crews have their leadership and solve the problem. So, the committee that has different culture from Asian countries accept the fact and modify their training manual of pilot to accommodate the Korean culture.
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And through writing the summary of the movie, my pair and I discussed a lot about cohesion between sentences, grammar, vocabulary, and all the items. And after we completed the task, we were surprised at the quality of our writing and were impressed by the powerful teamwork. We finally recognized why our tutor required the pair work.

At the same time, I reflected Japanese educational system. Have I had such an exciting assignment in the schools? Have I recognized how important the teamwork is through school assignments? Absolutely, no. Why not?

2015年8月7日金曜日

一ヶ月経ってみて。英語について

Japanese Only...


最近、英語の壁に当たっていて、それがなぜなのか少し振り返っておきたい。

日本にいるときから、会話に対しては発音含めてあまり不安を感じていませんでした。これは、シャドーイングを繰り返したり、受験時代から発音記号ごと単語を覚えることをしていたから。

だけど、この2週間くらいなぜか上手く話せない。なんか、しゃべるときに考えてしまって自然と出てこなかったり、なんでだろう。確実に読むのは早くなっているし、聞く方もかなり改善されていると実感ができる。書く方は本当に難しくて確実に日本にいるときよりも英語で書くのに抵抗はないのだけれど、やっぱりストラクチャーは課題。

そんな中、話せなくなったのはとてもショックで少し考えてしまった。いくつか考えられる理由が出てきたので書いておきたい。


  1. ライティングの勉強の影響
  2. 文法・単語をあえて直す必要性
  3. 話す 内容の幅の拡大
 一つ目は、日本人によくある文法を意識してスムーズに出ないという典型的なものだと思う。これは、ライティングの授業で新しい表現や細かく文法を直されている影響が出ているのだと思う。やっぱり、授業で習った表現をしつこく書いては直しのプロセスをしているので、話しているときに「これでいいっけ?」と頭で考えてしまうようになっている。

だけど、これは自分の意識の問題なので、あまり気にしすぎることはないのかもしれない。また、ライティングのスキルの向上とともに、話す英語の文法も綺麗になっていくと思う。


二つ目は、自分よりも英語力の低い人と話す場面が寮内などであるからだと思う。以前も、書いたと思うけれど寮には英語が自分よりもできない人がいる。彼らと話すときは文法をあえて崩して話さないと伝わらなかったりするので、本当は間違っているのを知りつつ話してしまう。

一つ目の影響があるので、なおさら頭の中では混乱しているのだと思う。また、そういう場面では、日本にいる外国人の英語が理解しやすいように、単語を簡単にしたり文法を簡単にして話す必要があったりする。だから、さらに頭はパニック。

自分と同じレベルかそれ以上の人と話す機会をもっと多くもつ必要がある。(英語が下手なヤツとは友達になれないとかそういうわけではないです。)


三つ目は、英語で表現しないといけないシチュエーションの幅が上がったことがあると思う。例えば、「このビールの方が、◯◯よりも苦くなくて飲みやすいよ」なんて、日本にいるときは英語で言わなかった。「この掃除機あまり吸わないよね」とかさ。
まじでむずいですよねw

これは、やっぱり地道にバーのスタッフや家電屋のスタッフに質問したりなどして、「なるほどー」という機会を増やすしかないような気がします。あとは映画みるとかね。


まあ、英語力のスキルが日本に来る前と比べて下がったとかは全くないので、あまり落ち込まずにできることをコツコツとやっていきたいと思う。



そんなことを感じて、まずは料理の表現を覚えたりするのに、友達が紹介してくれた英語の料理本を買ってみました。

 (http://www.thugkitchen.com/tk1)

Thug Kitchen。日本語で「悪党の料理」?日本語に訳せません。。
まあふざけてますね!F word 満載です。サブタイトルにも f*ck と入っていますから。
だけど、この本 New York Times Bestseller なんで中身はちゃんとしてるんですよ!ヘルシーな料理がたくさん載っていて、作るのも難しいわけではなさそう。

といっても、平日はなかなか余裕がないので、休日にこの本のレシピを試してみます!

2015年8月4日火曜日

ふとしたとき、日本との比較

Japanese Only...


こっちに来て、それなりの頻度でバスを使っている。寮から学校まで歩いて15-20分くらいかかるので、途中スーパーに寄らないときは、バスを利用することが多い。
僕の住んでいる寮の近くから学校の前までバスが通っていて、このバスは大学によってフィナンシャルサポートをされているため、大学関係者は無料で乗ることができるのです。

こちらのバスは2階までありなかなか、眺めがいい。と、言いたいところだが見るべきものはあまりない...

はじめての2階からの景色はけっこう地上からの高さを感じます。


こっちのバスは運転がとにかく荒い。ぐわんぐわん揺れるし、二階に行く間にバスが発車しようものなら手すりに掴まっていないと危険だ。そして、道路の舗装があまりよろしくないため、縦揺れも。

ちなみに、バス停近くは見事に道路脇が凹んでいて、雨のときや降った直後は水跳ねに注意です。マジで漫画のようにビシャーとくるので注意していないと危険です。いや、本当に。


こんな感じのバス事情ですが、日本よりもいいなあと感じることが多い。まずは、ぎゅうぎゅう詰めにならないこと。僕の通っていたSFCは最寄り駅からバス(しかも無料じゃないんだよ)だったのですが、乗車率120%でみんな乗るため夏とか最悪だよね。疲れているときに乗ると死ぬほどうんざりします。

しかし、こっちではそんなことには絶対にならない。混んでるの定義が日本とは全く違います。座ることはできなくても、人と当たることなんてまずない。


それに朝の通勤時間でも、赤ちゃんが泣いていたとしても嫌な顔をする人はいない。おじいさん、おばあさんがバス停から少し離れたところから手を挙げ「少し待って」と合図すれば、バス停で止まっていてくれる。それでバスが多少遅れても誰も何も言わない。


運転手へみんなが挨拶・感謝をする。日本にいて、どれだけの人が運転手に挨拶をするでしょうか。そして「ありがとう」と伝えているでしょうか。

僕は、サッカーを子供の頃からしていて他の家族の車に乗せてもらったりマイクロバスに乗ったりしたら「感謝の言葉を伝えなさい」そう言われて育ってきた。


乗るときに「お願いします」
降りるときに「ありがとうございました」


大人になっても、運転手さんに声をかけていた。それをみた友達が「偉いよね」なんて言われることもあったけど、逆になんでやらないのだろうと疑問だった。


Good morning!
Thanks! 


イギリスではみんな運転手さんに声をかける。ふと毎日の瞬間瞬間だけど、その一言をかけることで自分も相手もいい気持ちになる気がするんだ。

日本は親切な国だという自負があるかもしれない。それも事実だと思う。けれど、見る側面を変えたとき、本当にそうなのだろうか?自信がない。電車で赤ちゃんが泣けば、お母さんへ鋭い視線がささる。電車やバスが時間通り来ないときには、遅れないように我こそはとどんどん入ろうとしてくる。バスの運転手に挨拶する人はほとんどいない。

親切ってなんですか?そんなことをふと思った。

2015年8月3日月曜日

思ったより早い改善

Japanese Only...

先週、書いたように風邪が治ってすぐにキッチンを綺麗にすべく動いた。ひとまず、仲のよいフラットメイト3人くらいに声をかけると、「やっぱり汚いし、綺麗なキッチンを使えるに越したことはないよね」と言うので、協力してもらうことにした。

自分で料理をしたらしっかり片付ける

そういう悲しいくらいに基本的なことを徹底すれば良いだけなのである。二度と「結婚してから嫁さんに注意されてしはじめるんじゃない」とは言わせるもんか。全力のお節介で、次の寮に移るときには、全員がちゃんと片付けができるように教育するのである。

リーダーシップを磨くチャンスは何気ないこういう日常にあるんだよね。


ところで、あまり人種のことは書きたくないのだけれど、お隣中国からの留学生は、基本的に一人っ子で・お金持ちの家系なことであることが多く、基本的に甘やかされて育ってきたというのが、今回の問題の大きな背景にある。

フラットメイトの中の中国人には、そういう政策や環境で育ってきていることを自覚していて、率直に自分が自立できていなかったということを話してくれる人がいる。話をしてくれる前には、何となくそうなのかなと思っていたことなので、やっぱりなと。

そういう自覚のある人は、みんな自立した生活を送るように僕が言う前から努力している。そして、こういう価値観の同じやつらは、とても協力的で ownership をもって他のフラットメイトに声をかけてくれている。正直、僕が言っても全く聞いてもらえない人に対しては、協力的な中国人に中国語で説得してもらうようにお願いした。

英語のスキルレベルの違いがあるし、中国もそれなりに上下関係のある文化のようで、いくらトライしてもダメなときは中国語でやったほうが早い。そう、こういうときに言語は所詮ツールだなと思うわけです。


そんな甲斐もあって、見事にキッチンは綺麗になりつつある。まだ完璧じゃないし、何人かのフラットメイトは料理したらそのままにしていっちゃったりするので、片付けるようお願いする場面もあるけれど、かなりの改善だと思う。


あと一ヶ月。どれだけ皆で気持ち良く寮生活を過ごせるか。こういうところも頑張るのです!

2015年8月2日日曜日

Three Things that I felt from the first month

English Only...

1 month has passes since I got to Manchester. I would like to reflect this month very quickly.

  1. Financial Management
  2. Communication Issue
  3. Imbalance work life and balance

1. Financial management

Before I came here, I lived with my parents. So, I finally got to know how much I need to life by myself although I checked I did even in Japan. One of the important tasks launched at the first day here in Manchester. It is to calculate how much I have spent in daily life with Microsoft Excel.

In a good meaning, this has impact to restrict myself from purchasing unnecessary things. Well, sometimes it becomes a stopper to enjoy social life. However, recently, I have been able to give myself comfortable life and study environment including enjoying some tea during breaks. This is a very nice habit for me to be independent.

Actually, an amount of money that I have spent for this one month surprised my flatmates because it is much less than they used. This let me know how necessary financial management is.


2. How should I improve my communication skill?

(I would like to say I have enjoyed conversation basically.) When I discuss something with some students, I have trouble in the conversation. There is one reason, which is difficulty to keep their pride.

It is difficult for me to keep their pride in some case. Fundamentally, I would love to expand ideas or learn new perspective through discussion. But, sometimes I face situation like that I need to point out weaknesses that others have in their insistent, and that totally I could not agree with them.

It would be okay when I have discussion with someone who have a great tolerance. They have my argument admitted when I have more critical and stronger opinion. Nevertheless, some people who are full of pride never accept their lack of logic or something like that, even if they are not convincing.

(However, personally I think many Japanese who were born and raised in Japan should tell own opinion more. If not, they would just follow others regardless your thinking.)

So, I have to comprehend what personality people have quickly. But I have no idea any more to overcome this problem now...


3. Balance conflict between social life and studying
As I wrote previously, I have got balance between social life and studying. I have afforded to join trips ran by International Society. By next September, I would like to establish fruitful friendship with people here through coursework and social life. Here joining a party and having some tea are kindly necessary to do so.

But, at the same time, I should pursue who I will be. Only hard work let me get close to my goal. Everyday, I think "time passes so quickly even though there are still many things that I want to study. I need more time!" Balancing them, or work hard and play hard, is one of the goals that I will achieve.