日本では、某知事が「三角関数を女子に教えて何がおかしい」などという発言をして問題になっているそうですね。一応、日本のニュースも目を通すようにしています。
日本では企業がどうやって女性が活躍するようになるのかという議論が盛んです。なぜ女性の力が叫ばれるようになったのでしょう。
OECDの調査によると、OECD加盟国の平均をみると、高等教育を受けた女性の数は1985年から徐々に上昇し、2015年に高等教育機関における女子学生の数は男性を抜いています。そして、そのトレンドは2025年になっても変わりません。男性の数の方が少ないんですよ、みなさん。
(OECDより筆者作成)
それでは、日本ではどうでしょうか。(1985年のデータはないです)1995年から段々と増えているものの、まだ男性の方が多い傾向にあります。といってもおよそ半数が女子学生ですね。
(OECDより筆者作成)
そりゃ、女性が活躍できる社会でなければ社会全体のために成りませぬ。僕の友人の中でも、多くの女性が非常に優秀で日英でのコミュニケーション能力に長けています。そして、多くが働き続けたいという意思をもっています。
こういう高等教育を受けた女性が昔と同様、結婚して止めてしまったり、家族のことが理由で職場に戻れなくなるのはもってのほか。それ以上にどうやって女性の重役が増えるかということも、ロールモデルを作ったり、女性に優しい会社作りは大切なのでしょう。
多くの女性が昇進したいかどうかは別として。それでも、やっぱりロールモデルは大切だと思うので、重役が増えることは悪いことでは少なくともないでしょう。日本では、女性向けのキャリアイベントなどが多くなってきたのでこれが上手くいくといいですね。
こういうイベントがあること自体が、女性が活躍できない社会であることの証明なのですが、そんなこと言っても前向きではないのでもっともっとやっちゃえば良いと思います。もちろん男性を混ぜて。
それにしても、このOECDのデータをみると、優秀な女性が多い社会の中で男性がどうやって勝ち抜いていくか、ということが議論される未来がもうすぐ来るのかもしれません。男性の皆さん自覚しましょう(
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