2015年8月4日火曜日

ふとしたとき、日本との比較

Japanese Only...


こっちに来て、それなりの頻度でバスを使っている。寮から学校まで歩いて15-20分くらいかかるので、途中スーパーに寄らないときは、バスを利用することが多い。
僕の住んでいる寮の近くから学校の前までバスが通っていて、このバスは大学によってフィナンシャルサポートをされているため、大学関係者は無料で乗ることができるのです。

こちらのバスは2階までありなかなか、眺めがいい。と、言いたいところだが見るべきものはあまりない...

はじめての2階からの景色はけっこう地上からの高さを感じます。


こっちのバスは運転がとにかく荒い。ぐわんぐわん揺れるし、二階に行く間にバスが発車しようものなら手すりに掴まっていないと危険だ。そして、道路の舗装があまりよろしくないため、縦揺れも。

ちなみに、バス停近くは見事に道路脇が凹んでいて、雨のときや降った直後は水跳ねに注意です。マジで漫画のようにビシャーとくるので注意していないと危険です。いや、本当に。


こんな感じのバス事情ですが、日本よりもいいなあと感じることが多い。まずは、ぎゅうぎゅう詰めにならないこと。僕の通っていたSFCは最寄り駅からバス(しかも無料じゃないんだよ)だったのですが、乗車率120%でみんな乗るため夏とか最悪だよね。疲れているときに乗ると死ぬほどうんざりします。

しかし、こっちではそんなことには絶対にならない。混んでるの定義が日本とは全く違います。座ることはできなくても、人と当たることなんてまずない。


それに朝の通勤時間でも、赤ちゃんが泣いていたとしても嫌な顔をする人はいない。おじいさん、おばあさんがバス停から少し離れたところから手を挙げ「少し待って」と合図すれば、バス停で止まっていてくれる。それでバスが多少遅れても誰も何も言わない。


運転手へみんなが挨拶・感謝をする。日本にいて、どれだけの人が運転手に挨拶をするでしょうか。そして「ありがとう」と伝えているでしょうか。

僕は、サッカーを子供の頃からしていて他の家族の車に乗せてもらったりマイクロバスに乗ったりしたら「感謝の言葉を伝えなさい」そう言われて育ってきた。


乗るときに「お願いします」
降りるときに「ありがとうございました」


大人になっても、運転手さんに声をかけていた。それをみた友達が「偉いよね」なんて言われることもあったけど、逆になんでやらないのだろうと疑問だった。


Good morning!
Thanks! 


イギリスではみんな運転手さんに声をかける。ふと毎日の瞬間瞬間だけど、その一言をかけることで自分も相手もいい気持ちになる気がするんだ。

日本は親切な国だという自負があるかもしれない。それも事実だと思う。けれど、見る側面を変えたとき、本当にそうなのだろうか?自信がない。電車で赤ちゃんが泣けば、お母さんへ鋭い視線がささる。電車やバスが時間通り来ないときには、遅れないように我こそはとどんどん入ろうとしてくる。バスの運転手に挨拶する人はほとんどいない。

親切ってなんですか?そんなことをふと思った。

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