こっちにきて喉をやられるのは2回目。そして、今回の方がダメージが大きいわけだが、まあ熱があるわけではないし何とかなるだろうと、ヨークシャーティーに生姜を入れたものをアホみたく飲んでいる。1パックあたり3円以下なので、もったいないという感覚はなし。とにかく、殺菌効果に期待。
今日は、今週の水曜のレクチャーがあまりに面白かったのでそのことについて。
授業は、イギリスの地名の由来についてというなんともマニアックな授業なわけだが、今まででベストの講義だったと思う。
イギリスに来る前まで、正直に申し上げると産業革命が起きたことくらいしか目立った歴史の知識を持ち合わせていなかった僕ですが、こういう地名などを絡めてもらえると、興味をもって聞けるわけです。(スクショでアイルランドが切れたのに、悪意はまったくないのであしからず)
1つの地名は、いくつかの構成要素によってできています。例えば、北イングランドにある、Cheswick。
Ches と wick に分けることができる。前者は、何が由来か分かりますでしょうか?食べ物というヒントを与えると、Cheese が思い浮かぶかもしれません。その通り。
それでは、wick はどうでしょう?これは難しいので先に答えを言いますが、a specialized farm という意味だそうです。そう、Cheswick はもともとチーズを生産している地域として有名で、そういう名前になったとか。
地名の由来はさらに2つに分類できる。
- Tapographic -これは地の光景や、環境のこと
- Habitative - これはそこに住む人の習慣や生活のこと
それでは、我がManchesterはどうか? Chester is like a city or a fortification。Man は元々、mamm という古いウェールズの言葉から来ていて、意味は a breast だそうです。簡単に言うと丘?ですかね。
ということで、Manchester = a place at a shaped hill という感じです。サッカーはまるで関係ありません。
ちなみに、授業で爆笑した地名が、Breedon on the hill という Leicester からほど近い場所。
(http://www.geograph.org.uk/photo/2315536)
Breedon on the hill は3つに分解できます。
- bree - もともとは bre という昔の言葉で「丘」
- don -もともとは den という言葉で「丘」
- on the hill - 言わずもがな「丘」
これから、僕も旅行に出かけるときは、さっと地名の由来を調べてから出発をしようと思わせてくれた授業でした。
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